
副業アルバイトをする人が増えています。なかでも人気は在宅でできる副業アルバイトのWEBライター。
未経験でもできるWEBライターの収入の実態はどうなんでしょうか?
目次
WEBライター未経験者の在宅副業の収入実態!家計の足しになるのか?
私がWEBライターとして初めて副業アルバイトをしたのが、5年ほど前になります。
シングルで子どもを育てながら、できたらあと一人の給料分は稼ぎたいと思って飛びついたのがWEBライターでした。
WEBライターの魅力として良く言われるのが次のようなもの。
- 在宅でフリーランスで自立できる
- 月10万円以上稼げる
期待通りだったのか、期待外れだったのか、どちらもがある意味で正確な答えと言えます。
結論から言うと、月最高額20万円までは稼げました!しかし、なかなか大変です。
ですが、月10万円は可能です。しかし、多くの方の実態は1記事3桁で挫折。知ってましたか?
WEBライター未経験者の在宅副業の収入実態は1記事3桁!
多くの人は、クラウドワークスやランサーズ、ココナラというクラウドソーシング専門サイトで、WEBライターという仕事に出会います。
ここである60代の男性からいただいたWEBライターの実態例です。私の経験から言ってしまうと、よくある話で、決して珍しくありません。
恐らく不動産会社からブログ記事やサイトの紹介記事を受注している業者でしょう。
私はパソコンから募集案件に応募して、テストライティングを受けることにしました。
このテストライティングですが、不動産関連のキーワードを三つくらい指定されます。
そのキーワードにそった文章を下記のような形で作成していきます。
・タイトル
・導入文
・見出し1
・見出し2
・まとめ
それぞれの文章に指定されたキーワードが、指定された数以上挿入されなければなりません。
例えば「家賃(キーワード)が見出し1には2以上挿入してください」などの指示があります。
テーマはさまざまありますが、多くのテストライティングの案件です。
例えば、前職が不動産会社の営業だったから、文章のイメージはなんとなくわくなぁ…と
しかし、実際上記のルールに従って書くとなると、なかなか執筆できないことに気づくのです。
勿論コピペは、webライターには厳禁なので他所の不動産サイトから文章を引用することはできません。
オリジナルの文章を書こうすると、webライター未経験者はライティング経験が乏しいので、
どうしても文章がおかしくなってしまいます。
四苦八苦しながら、テストライティングを完成させ、なんとか合格して継続案件を受けることとなりました…
こういった話は、WEBライター未経験者によくある話なのです。大抵この手の案件は1記事3桁がいいところです。
WEBライター未経験者の在宅副業の収入実態!1週間かけた記事が3桁!
ところが、納品しても、納品しても、ダメ出しの嵐ばかり。
文章を完成させて納品しても、表現、言い回し、誤表記、表記ゆれなど、ありとあらゆることを指摘されます。
1つの記事を納品するのに、3回以上書き直してやっと納品できる状態なんて珍しくありません。
才能がない?
webライターに向いてない?
webライター未経験者の多くは同じ事を感じ、似たような経験をするのです。
だから、webライター未経験者であれば、
最初は、1週間で仕事、睡眠、食事以外の時間をすべて業務に費やしているような状況になります。
単価1文字0.3円で2,000文字ですから、記事1つで600円なので、正直、割に合いません。
多くのwebライター未経験者は自身の未熟なライティング技術を思い知らされて、
「月10万円稼げるなんて、嘘だ!」と絶望するのです。
一方で、何とか頑張ろうとして、やっとこさ5本くらい受注した後で、
結局、継続案件を辞退するというケースも多くあります。
ジャンルがいけなかった?
ジャンルを変えたら上手くいくかもしれない!
と、その後も違うジャンルでwebライティングに挑戦してみても、状況はほとんど同じだった…
というのもよくある話なのです。
WEBライター未経験者でも案件は膨大にある
クラウドワークスには、常に膨大なライティング案件が絶えず掲載されています。
感想文、PR文、論文、紹介文、初心者から熟練のライターまで幅広く募集しています。
単価も1文字1円から0.1円までさまざまです。ライティングのスキルをあまり必要としないものも多いので、WEBライター未経験者でも仕事はあるのです。
だから、WEBライティングができるようになれば、WEBライター未経験者であっても、WEBライターが立派な副業アルバイトになるのです。
WEBライター未経験者でもOK!資格も学歴も要らない!
アラフォー世代以降の思考回路には「資格があれば何とかなる」という資格信仰がある人が多いですが、記事をお願いする側からすると、関係ありません。 むしろ、素直に言ったことを書いてくれる人を雇いたのが本音なのです。
だから、WEBライティングがなかなかできないといって、WEBライティング技能検定試験に合格してから、仕事をしようとするのはナンセンスです。 かつて、私はSEとして大手企業に勤務していましたが、部内にも履歴書に書ききれないくらいの資格を持っている資格マニアのおじさま達がたくさんいました。彼らに共通することは、頭でっかちで実践が不足しているので、仕事ができないことでした。WEBライターも同じです。
WEBライターとして副業アルバイトで稼ぎたいのなら、つべこべ言わずパソコンに向かってカチカチとひたすらライティングすることだけです。
WEBライター未経験者がWEBライター未経験者脱出する方法はたった1つ
さまざまな初心者向けの案件もありますが、なんどもダメ出しをもらった上、報酬が少ないと、やる気が失せても仕方がありません。
だからといって、教材をとり寄せたり、クラウドワークスの勉強動画を視聴したりして勉強するのもお金と時間の無駄なんです。
そんなことするくらいなら、ダメ出しにくらいついて、鍛えてもらうのも、WEBライター未経験者脱出のひとつの方法です。
WEBライター未経験者の在宅副業の収入実態のまとめ
WEBライター業界で求められるWEBライティング力はクライアントによってざまざまです。
だから、自身のライティング力とクライアントの要求するものが見合えば、WEBライター未経験者であっても、比較的安定して稼げるという摩訶不思議な業界です。
少なからず、何事も慣れが肝心です。最初は、WEBライター未経験者であっても、WEBライターを続けていくうちに、自身の専門分野も確立していきます。
残念ながら、FXや株式投資のように大きく儲けることははっきりいって不可能です。
しかし、WEBライティング力さえ身につければ、需要がまだまだ多いので、安定した副業アルバイトになることは間違いありません。
というより、本音を言ってしまえば、ある程度お金をもらいながらWEBライティングを学んで、自身でブログを立ち上げて、アフィリエイトをやるとか、広告収入を得るとかした方が楽しいですし、まだ割に合いますよ。