身近な人の葬儀に参列するため、急に会社を休まなければならないことがあります。
葬儀は急に予定が決まることも多く、「上司にどう伝えればいいのか」「どこまで事情を説明すればいいのか」と迷いやすい場面です。
葬儀で休みたいときは、「葬儀への参列で休みたいこと」「休みたい日や時間」「必要なら仕事への対応」を簡潔に伝えると、話を進めやすくなります。
まずは、そのまま使いやすい例文を紹介します。
「身内の葬儀に参列するため、○日にお休みをいただきたいです。急なご連絡となり申し訳ありません。必要な引き継ぎについては確認します。」
「親族の葬儀のため、○日と○日にお休みをいただきたいです。担当している仕事については、できる範囲で事前に対応します。」
「身内に不幸があり、葬儀への参列のため本日お休みをいただきたいです。急なご連絡になり申し訳ありません。仕事については改めて確認させてください。」
この記事では、葬儀に参列するため会社を休みたいときに、上司へ角が立ちにくく伝える方法を紹介します。
葬儀で会社を休むときは「葬儀+休む日」を先に伝える
上司へ連絡するときは、身内に起きたことを詳しく説明するよりも、まず仕事を休みたいという結論を伝えます。
「葬儀に参列するため、○日に休みたいです」と伝え、その後に仕事への影響や引き継ぎについて必要な範囲で説明すると、連絡を整理しやすくなります。
葬儀に参列することを伝える
まずは「葬儀への参列のため」と、休む理由を簡潔に伝えます。
「身内の葬儀に参列するため、○日はお休みをいただきたいです」と伝えれば、詳しい事情を説明しなくても、休みが必要な理由を共有できます。
休みたい日を具体的に伝える
葬儀の日程が決まっている場合は、休みたい日を具体的に伝えます。
「○月○日に葬儀があるため、○日をお休みさせていただきたいです」のように、日付を明確にすると上司も勤務予定を確認しやすくなります。
葬儀に参列するため会社を休むときの基本的な例文
葬儀の日程が分かったら、可能な範囲で早めに上司へ連絡します。
「お疲れさまです。身内の葬儀に参列するため、○月○日はお休みをいただきたいです。○○については可能な範囲で事前に対応します。よろしくお願いいたします。」
仕事への影響が特にない場合は、もっと短く伝えても構いません。
「○月○日は身内の葬儀に参列するため、お休みをいただきたいです。よろしくお願いいたします。」
葬儀の事情を詳しく話したくないとき
葬儀に関する事情には、家族関係や故人との関係など、職場で詳しく話したくない内容が含まれることがあります。
その場合は、「身内の葬儀」「親族の葬儀」など、仕事の連絡に必要な範囲で理由をまとめて伝えることができます。
「身内の葬儀」とだけ伝える
故人との関係などを詳しく説明したくない場合は、「身内の葬儀のため」と簡潔に伝えます。
「身内の葬儀に参列するため、○日にお休みをいただきたいです」と伝えれば、必要以上に事情を説明せずに済みます。
詳しく聞かれた場合は話せる範囲で答える
上司から「どなたの葬儀ですか」などと聞かれた場合は、話せる範囲で簡潔に答えます。
詳しい事情まで話したくない場合は、「親族の葬儀です。詳しいことは控えさせてください」と伝えるなど、必要な範囲にとどめる方法もあります。
急に葬儀へ参列することになったとき
葬儀は予定を前もって決められるとは限らず、突然会社を休まなければならない場合もあります。
急な休みが必要になったときは、まず休みが必要なことを伝え、その後に仕事への影響や引き継ぎについて相談します。
急な休みが必要になったことを伝える
突然の連絡になる場合は、「急きょ葬儀への参列が必要になった」と簡潔に伝えます。
「身内に不幸があり、急きょ葬儀に参列することになったため、本日お休みをいただきたいです」と伝えられます。
仕事への対応を相談する
急な休みで担当業務に影響がありそうなら、仕事の対応方法もあわせて相談します。
「急なご連絡となり申し訳ありません。○○について引き継ぎが必要でしたら、対応方法をご相談させてください」と伝えることができます。
葬儀で半日だけ休みたいとき
葬儀や関連する予定によっては、一日すべて休むのではなく、午前または午後だけ仕事を休めば対応できる場合もあります。
半日だけ休む場合は、休みたい時間帯と出勤できる時間を具体的に伝えます。
午前中に休んで午後から出勤する場合
午前中に葬儀などの予定があり、午後から出勤できる場合は、その予定を伝えます。
「○日は午前中に葬儀への参列があるため、午後から出勤したいです。○時ごろには出勤できる予定です」と伝えられます。
午後に休みたい場合
午後から葬儀などの予定がある場合は、早退したい時間を具体的に伝えます。
「○日は午後から葬儀への参列があるため、○時ごろに早退したいです。午前中の業務は通常どおり対応します」と伝える方法があります。
葬儀で休む日に仕事が残っている場合
休みたい日に担当している仕事がある場合は、休みの相談とあわせて、仕事への対応も簡潔に伝えます。
すべての業務を説明する必要はなく、休みによって影響が出そうな仕事を中心に共有します。
休む前に対応できる仕事がある場合
葬儀までに対応できる仕事なら、事前に終わらせる予定を伝えます。
「○○については休みの前までに対応しておきます」と一言添えることで、自分でできる範囲の対応を示せます。
引き継ぎが必要な仕事がある場合
自分が休んでいる間にも対応が必要な仕事があるなら、引き継ぎについて相談します。
「○○については私が不在の間に対応が必要になるため、事前に引き継ぎをしておきたいです。対応方法をご相談させてください」と伝えられます。
葬儀の日に会議や仕事の予定が入っている場合
葬儀と仕事の予定が重なっている場合は、休みの連絡とあわせて、その予定への対応も確認しておきます。
特に自分が担当している会議や打ち合わせがある場合は、早めに共有すると調整しやすくなります。
会議に参加できないことを伝える
葬儀と会議の時間が重なるなら、参加できないことを具体的に伝えます。
「○日の○時からの会議には参加できない予定です。必要な内容については事前に確認しておきます」と伝えることができます。
代わりの対応について相談する
自分が担当する会議や打ち合わせであれば、代替対応が必要か上司に確認します。
「○日の打ち合わせについて、私が不在になるため、別の対応が必要でしたらご相談させてください」と伝えると、仕事の調整につなげられます。
葬儀で休むことをメールやチャットで伝える例文
メールやチャットでは、「葬儀への参列」「休みたい日」「仕事への対応」を簡潔にまとめます。
事前に休みを伝える場合
葬儀の日程が決まっていて、事前に連絡できる場合は次のように伝えられます。
「お疲れさまです。身内の葬儀に参列するため、○月○日はお休みをいただきたいです。○○については事前に対応しておきます。よろしくお願いいたします。」
故人との関係などを詳しく説明したくない場合でも、「身内の葬儀」と必要な範囲にまとめることができます。
急に休む場合
当日に急きょ休みが必要になった場合は、突然の連絡になったことも含めて簡潔に伝えます。
「お疲れさまです。身内に不幸があり、葬儀への参列のため本日お休みをいただきたいです。急なご連絡となり申し訳ありません。○○については対応方法を確認させてください。よろしくお願いいたします。」
仕事への影響がない場合は、対応についての一文を省いても構いません。
葬儀で休むことを電話で伝えるときの言い方
電話で伝える場合も、最初から葬儀や家族の事情を長く説明する必要はありません。
「身内の葬儀に参列するため、○日はお休みをいただきたいです」と最初に結論を伝え、その後に仕事への影響があれば説明します。
たとえば、「○○については事前に対応しておきます」「○○については引き継ぎが必要なので、対応方法をご相談させてください」と続けることができます。
詳しい事情を聞かれた場合は、話せる範囲で簡潔に答え、必要以上に説明したくなければ「親族の葬儀のためです」とまとめても構いません。
葬儀で休むときの休暇制度について確認したい場合
葬儀に伴う休みについて、会社にどのような休暇制度があるか確認したい場合は、制度の有無や対象、必要な手続きなどを勤務先のルールで確認します。
会社によって扱いが異なる可能性があるため、「何日休める」と決めつけず、まず就業規則や社内の担当部署などで確認すると安心です。
どの休暇を使うのか分からない場合
利用できる休暇の種類が分からない場合は、上司や担当部署に確認します。
「葬儀への参列で休みを取りたいのですが、必要な手続きや利用できる休暇について確認させてください」と相談できます。
必要な手続きを確認したい場合
休みの連絡とあわせて、会社への申請方法などを確認することもできます。
「葬儀のため休みをいただきたいのですが、必要な申請や提出物があれば教えてください」と聞けば、手続きについて確認できます。
葬儀で休むことを伝えたあと予定が変わった場合
葬儀の日程や参列する予定が変更になることもあります。
すでに休みを伝えている場合は、予定が変わったことが分かった時点で、勤務予定への影響を改めて共有します。
休む日が変更になった場合
葬儀の日程変更などによって休む日が変わった場合は、変更内容を具体的に伝えます。
「先ほど○日にお休みするとお伝えしましたが、葬儀の日程が変更になったため、休みの日も変更したいです」と相談できます。
予定より早く仕事に戻れる場合
予定していた休みが短くなり、通常より早く出勤できる場合も、変更を共有します。
「○日までお休みする予定でしたが、予定が変更になったため、○日から通常どおり勤務できることになりました」と伝えられます。
葬儀で会社を休むときに避けたい言い方
葬儀の事情を詳しく説明する必要はありませんが、休む日や勤務への影響が曖昧なままだと、上司が予定を調整しにくくなることがあります。
家庭の事情については必要な範囲にとどめつつ、休みたい日や時間は具体的に伝えましょう。
- 「身内のことで休みます」
- 「家族に何かあったので休みたいです」
- 「たぶん数日休むと思います」
- 「葬儀なので仕事は関係ないですよね」
特に「たぶん数日休む」のように予定が曖昧な表現だけでは、上司が勤務予定を把握しにくくなります。
休む日が分かっているなら、「○日と○日にお休みをいただきたいです」のように、分かる範囲で具体的に伝えるほうが話を進めやすくなります。
葬儀に参列するため会社を休みたいときは「葬儀+日程+必要な対応」で伝える
葬儀に参列するため会社を休みたいときは、家族の事情を詳しく説明することより、勤務に関係する情報を分かりやすく伝えることを意識しましょう。
基本は、「葬儀への参列がある」→「○日に休みたい」→「必要なら仕事の対応を伝える」という順番です。
「身内の葬儀に参列するため、○日はお休みをいただきたいです。○○については事前に対応し、必要な引き継ぎも行います。」
故人との関係や家庭の事情を詳しく話したくない場合は、「身内の葬儀」「親族の葬儀」と必要な範囲にとどめても構いません。
急な葬儀で当日に休む場合も、まず休みが必要になったことを伝え、そのうえで仕事への影響や引き継ぎについて相談すると、必要な連絡を整理しやすくなります。
体調不良や午後から休みたいときの伝え方も確認する
葬儀ではなく、自分の体調不良や午後からの休みなど、別の理由で会社を休みたい場合は、それぞれの状況に合わせて伝え方を変える必要があります。
当日の休みや連続して休む場合、午後から休む場合などは、次の記事も参考になります。