今は9時出勤。
でも、家庭の事情や通院、通勤負担などで、
「10時出勤にできたら助かる」
「始業時間を少し遅らせたい」
と思うことがあります。
ただ、勤務時間の相談となると、
「遅刻したいだけと思われない?」
「自分だけ特別扱いを求めているように見えない?」
「なんて切り出せばいい?」
と、かなり言いづらくなります。
出勤時間を遅くしてほしいときは、単に、
「朝がつらいので遅くしてください」
と頼むのではなく、
「現在の勤務時間」→「希望する始業時間」→「終業時間をどうするか」→「業務への影響」
をセットで伝えるのがポイントです。
- まず結論|出勤時間を遅くしてほしいときはどう頼む?
- 迷ったらこれ|出勤時間を遅くしてほしいときの完成例文
- まずどうする?出勤時間を遅くしてもらうための5手順
- 9時出勤を10時出勤にしたい場合
- 家庭の事情で出勤時間を遅くしたい場合
- 通院などで出勤時間を遅らせたい場合
- 通勤ラッシュを避けるため出勤時間を遅らせたい場合
- 朝の業務がある場合はどう相談する?
- 一時的に出勤時間を遅くしたい場合
- チャットで出勤時間を遅くしたいと伝える例文
- 「朝の業務があるから難しい」と言われたら?
- 「みんな9時出勤だから」と言われたら?
- 「遅刻と何が違うの?」と思われないためには?
- その日だけ出勤が遅くなる場合は別
- 勤務時間そのものを短くしたい場合も別
- 在宅勤務を増やしたい場合とも別
- 出勤時間を遅くしてほしいとき避けたいNGな言い方
- 出勤時間を遅くしてほしいときのよくある質問
- まとめ|出勤時間を遅くしたいなら「何時から・何時まで」をセットで伝える
- 関連記事
まず結論|出勤時間を遅くしてほしいときはどう頼む?
| 状況 | 基本の伝え方 | そのまま使える一言 |
|---|---|---|
| 9時出勤を10時出勤にしたい | 希望時刻を具体的に伝える | 「現在9時出勤ですが、10時出勤に変更できないかご相談したいです」 |
| 勤務時間は減らしたくない | 終業時間も後ろへずらす案を出す | 「10時始業・19時終業に変更する形で相談できないでしょうか」 |
| 家庭の事情がある | 事情は必要な範囲だけ伝える | 「家庭の事情で朝の対応が必要になり、始業時間を遅らせたいです」 |
| 一部曜日だけ遅くしたい | 曜日を限定して相談する | 「火曜と木曜だけ10時出勤に変更することは可能でしょうか」 |
| 一定期間だけ遅くしたい | 期間を明確にする | 「○月末まで、10時出勤に変更できないかご相談したいです」 |
特に大切なのは、
出勤時間を遅らせた分、終業時間をどうするのか
まで考えておくことです。
勤務時間を短くしたいのか、単に時間帯を後ろへずらしたいのかで、相談内容は大きく変わります。
迷ったらこれ|出勤時間を遅くしてほしいときの完成例文
一番使いやすい基本例文
「勤務時間についてご相談したいことがあります。現在は9時から18時まで勤務していますが、可能であれば10時から19時までに変更できないかと考えています。業務への影響も含めて、一度ご相談させていただけないでしょうか」
家庭の事情を簡潔に添える場合
「家庭の事情で朝の対応が必要になったため、今後の勤務時間についてご相談があります。可能であれば、9時出勤から10時出勤に変更できないでしょうか」
この形なら、
- 何を変えたいのか
- 何時から働きたいのか
- 相談として持ちかけていること
が分かります。
まずどうする?出勤時間を遅くしてもらうための5手順
- 会社の勤務時間・時差出勤ルールを確認する
- 希望する始業・終業時刻を決める
- 朝の業務にどんな影響が出るか確認する
- 必要なら代替対応を考える
- 上司へ継続的な勤務変更として相談する
始業時間を変える場合、まず確認したいのは会社の制度です。
職場によっては、
- 時差出勤制度がある
- フレックスタイム制がある
- 始業時間が部署ごとに固定されている
- 上司の承認が必要
- 雇用条件の変更手続きが必要
など、運用が違います。
制度があるなら、その範囲で相談するほうが話は早くなります。
9時出勤を10時出勤にしたい場合
勤務時間を後ろへずらす場合
「現在は9時から18時までですが、可能であれば10時から19時までの勤務に変更したいと考えています」
1日の勤務時間を変えないなら、始業と終業をセットで伝えます。
業務への影響が少ないことも伝える
「午前中の担当業務を確認したところ、10時出勤でも対応可能だと考えています。朝一で必要な業務については、事前に調整します」
上司が気にするのは、
「10時まで誰が対応するのか」
です。
そこまで考えておくと、単なる希望ではなく具体的な勤務案になります。
家庭の事情で出勤時間を遅くしたい場合
朝の送迎や家族対応がある場合
「家庭の事情で朝の対応が必要になり、9時出勤が難しくなっています。可能であれば10時出勤に変更できないかご相談したいです」
家庭事情の詳細まで話したくない場合は、これくらいで十分です。
一部曜日だけ朝の対応が必要な場合
「火曜と木曜だけ家庭の都合で朝の対応が必要になるため、その2日は10時出勤に変更できないでしょうか」
毎日遅らせる必要がないなら、曜日を限定する方法もあります。
通院などで出勤時間を遅らせたい場合
定期的な予定がある場合
「定期的な予定があり、毎週水曜日だけ朝の時間を確保する必要があります。可能であれば、水曜日のみ10時出勤に変更できないかご相談したいです」
詳しい内容まで伝えたくないなら、必要な範囲だけで構いません。
期間限定の場合
「○月末まで朝の予定が続くため、その期間だけ10時出勤に変更できないでしょうか」
期間が決まっているなら、終了時期まで伝えます。
通勤ラッシュを避けるため出勤時間を遅らせたい場合
通勤負担として相談する
「通勤時間帯の負担が大きく、勤務の安定性も考えて、10時出勤に変更できないか相談したいです」
ただし、単に、
「電車が混むので遅く行きたいです」
だけだと、個人的な希望だけに見える可能性があります。
勤務を安定して続けるための相談として伝えます。
試行期間を提案する
「もし可能であれば、まず1か月ほど10時出勤で試し、業務への影響を見て改めて相談する形でも構いません」
会社側が慎重な場合は、期間限定で試す方法もあります。
朝の業務がある場合はどう相談する?
朝礼がある場合
毎朝9時に朝礼がある職場では、10時出勤にすると参加できません。
その場合は、
「朝礼に参加できなくなる点は承知しています。必要な共有事項はチャットや引き継ぎで確認する形にできないでしょうか」
と代替方法を相談します。
電話・受付など朝一の担当がある場合
「朝一の電話当番については、担当日の調整が必要になると思っています。その点も含めて相談させてください」
朝の仕事を誰かに丸投げする前提ではなく、調整が必要な点として上司と確認します。
一時的に出勤時間を遅くしたい場合
1〜2か月だけ変更したい場合
「○月から○月末まで家庭の事情があるため、その期間だけ10時出勤に変更することは可能でしょうか」
一時的な変更なら、期間を明確にすると相談しやすくなります。
終了時期が分からない場合
「しばらくの間、10時出勤に変更したいと考えています。状況が落ち着いた段階で、改めて勤務時間についてご相談させてください」
終了時期が読めない場合は、後日見直す形にしても構いません。
チャットで出勤時間を遅くしたいと伝える例文
まず相談時間を取りたい場合
お疲れさまです。今後の勤務時間についてご相談したいことがあります。お時間のあるときに少しお話しさせていただけますでしょうか。
希望時間まで伝える場合
お疲れさまです。勤務時間についてご相談があります。現在は9時から18時まで勤務していますが、今後は10時から19時までに変更できないかと考えています。一度ご相談させていただけますでしょうか。
勤務形態に関わる相談なので、チャットだけで決めようとせず、必要に応じて面談や口頭で詳しく話してもよいでしょう。
「朝の業務があるから難しい」と言われたら?
何が難しいのか具体的に確認する
「承知しました。朝のどの業務が特に難しくなりそうでしょうか。調整できる部分があれば対応したいです」
具体的な問題が分かれば、別の案を考えられます。
毎日が難しければ曜日限定にする
「毎日10時出勤が難しい場合、週2日だけ変更する形でも難しいでしょうか」
ゼロか100かではなく、範囲を限定して再提案する方法があります。
「みんな9時出勤だから」と言われたら?
自分の事情と業務への影響を説明する
「基本が9時出勤であることは承知しています。そのうえで、現在の事情と業務への影響を踏まえて、例外的に変更できないか相談したいです」
周囲と違う勤務時間になることを理解したうえで、相談として伝えます。
制度があるならその範囲で相談する
時差出勤やフレックス制度がある場合は、
「利用可能な制度の範囲で10時出勤に変更できないか確認したいです」
と相談しましょう。
「遅刻と何が違うの?」と思われないためには?
出勤時間変更と遅刻は別です。
遅刻は、本来の始業時間に間に合わない状態です。
一方、時差出勤として勤務時間そのものを変更するなら、会社と合意した新しい始業時刻に合わせて勤務します。
だからこそ、
「明日から勝手に10時に行く」
のではなく、事前に相談する必要があります。
その日だけ出勤が遅くなる場合は別
この記事で扱っているのは、今後も継続的・一定期間、始業時間を遅らせたい場合です。
電車遅延などで今日だけ遅れる場合は、別の状況です。
電車遅延で会社に遅れるとき何て言う?上司への連絡例文を参考にしてください。
勤務時間そのものを短くしたい場合も別
10時出勤にして、そのまま18時に帰りたい場合は、始業時間をずらすだけでなく勤務時間自体も短くなります。
1日の労働時間を減らしたい場合は、
▶ 勤務時間を短くしてほしいとき上司になんて言う?時短勤務を相談する頼み方と例文
として別に考えます。
在宅勤務を増やしたい場合とも別
朝の通勤負担を減らす方法として、在宅勤務を増やしたい人もいます。
その場合は、出勤時間変更ではなく勤務場所の変更です。
▶ 在宅勤務を増やしたいとき上司になんて言う?出社日を減らしてほしいときの頼み方と例文
出勤時間を遅くしてほしいとき避けたいNGな言い方
「朝が苦手なので遅くしてください」
事情として朝が苦手でも、それだけだと単なる生活習慣の話に見える可能性があります。
家庭事情や通勤負担など、勤務変更が必要な背景があるなら、必要な範囲で説明しましょう。
「明日から10時にします」と一方的に決める
始業時間が決められている場合、自分だけで変更することはできません。
まず上司や担当部署へ相談します。
終業時間について何も考えていない
9時から18時を10時からにするなら、
19時まで働くのか、勤務時間を短くするのか
を整理しておきましょう。
ここが曖昧だと、上司の頭の中で勤務時間再計算会議が始まります。
出勤時間を遅くしてほしいときのよくある質問
10時出勤にしたいと言ってもいい?
希望として相談することはできます。
ただし、会社の制度、雇用条件、朝の業務内容などによって実際に変更できるかは異なります。
理由はどこまで伝えればいい?
家庭事情、通院、通勤負担など、必要な範囲で簡潔に伝えれば十分です。
プライベートな内容を細部まで説明する必要はありません。
出勤時間を遅くしたら退勤時間も遅くしたほうがいい?
勤務時間を維持するなら、始業時間と終業時間をセットで後ろへずらす案が分かりやすいです。
勤務時間自体を短くしたい場合は、別の相談として整理しましょう。
毎日ではなく週1〜2日だけでもいい?
職場の運用によりますが、曜日限定で相談する方法があります。
「火曜と木曜だけ10時出勤」のように具体的に伝えます。
時差出勤を断られたらどうする?
何が難しいのか確認し、曜日限定、期間限定、30分だけずらすなど、条件を変えて相談できないか検討しましょう。
出勤時間変更と遅刻は違う?
違います。
事前に勤務時間の変更が認められていれば、新しい始業時間に合わせて勤務します。その日の事情で本来の始業時間に遅れる場合とは別です。
まとめ|出勤時間を遅くしたいなら「何時から・何時まで」をセットで伝える
出勤時間を遅くしてほしいときは、単に、
「朝が難しいです」
と伝えるだけではなく、
「現在の勤務時間」+「希望する始業時間」+「終業時間」+「業務への対応」
を整理して相談しましょう。
基本は、
1. 会社の制度を確認する
2. 希望する始業・終業時間を決める
3. 朝の業務への影響を確認する
4. 必要な調整案を考える
5. 上司へ継続的な勤務変更として相談する
です。
迷ったら、
「勤務時間についてご相談したいことがあります。現在は9時から18時まで勤務していますが、可能であれば10時から19時までに変更できないかと考えています。業務への影響も含めて、一度ご相談させていただけないでしょうか」
と伝えれば十分です。
「遅く行きたい」ではなく、「この勤務時間なら仕事を続けやすい」という具体的な案にして持っていくのがポイントです。
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▶ 在宅勤務を増やしたいとき上司になんて言う?出社日を減らしてほしいときの頼み方と例文
▶ 出勤時間を早くしてほしいとき上司になんて言う?勤務時間変更の頼み方と例文
▶ 固定シフトにしてほしいとき上司になんて言う?曜日を固定したいときの頼み方と例文