遅刻して出社したあと、「上司に何と言えばいい?」「もう一度謝ったほうがいい?」と迷うことがあります。
到着したら、まず遅刻したことへの一言を伝え、その後に仕事への影響や今日の予定を確認すれば十分です。理由を必要以上に詳しく説明する必要もありません。
そのまま使うなら、次のような言い方があります。
「遅れてしまい、申し訳ありませんでした。本日から通常どおり勤務します。よろしくお願いします」
「遅刻してしまい、申し訳ありません。到着しましたので、今日の仕事について確認させてください」
「本日は遅れてしまい、すみませんでした。ご迷惑をおかけした仕事があれば、確認して対応します」
遅刻して出社したときは「お詫び+到着+仕事の確認」を伝える
まず遅刻したことへの一言を伝える
上司に会ったら、まず「遅れてしまい、申し訳ありませんでした」と一言伝えます。遅刻の理由を長く説明するより、最初に遅れたことへのお詫びを伝えるほうが簡潔です。
すでに出社前に遅刻の連絡をしている場合でも、到着後に一言伝えておくと状況を区切りやすくなります。何度も謝る必要はなく、一度簡潔に伝えれば十分です。
到着したことと仕事に戻ることを伝える
遅刻して出社したことを伝えたら、「到着しましたので、これから業務に入ります」と続けることができます。通常どおり仕事ができる状態なら、「本日は通常どおり勤務します」と伝えてもよいでしょう。
そのまま仕事を始めるのではなく、「今日の予定で変更があれば教えてください」と確認すると、遅刻中に発生した変更にも対応しやすくなります。
上司に「遅刻してすみません」と伝えるときの言い方
到着後に上司へ謝る場合は、「遅れてしまい、申し訳ありませんでした」とシンプルに伝えられます。
そのうえで、「ご迷惑をおかけした仕事があれば確認します」「今日の予定について変更があれば教えてください」と伝えると、謝罪だけで終わらず、仕事の確認につなげられます。
すでに電話やチャットで事情を説明しているなら、到着後に同じ内容を繰り返す必要はありません。「先ほどご連絡した件ですが、到着しました。申し訳ありませんでした」と短く伝えても自然です。
遅刻した理由を詳しく話したくないとき
「体調不良」や「交通事情」と簡潔に伝える
遅刻の理由を詳しく説明したくない場合は、「体調不良のため遅れました」「交通事情で遅れました」など、必要な範囲だけ伝えられます。
たとえば「体調不良で到着が遅れてしまいました。申し訳ありません。本日は勤務できます」とすれば、理由と現在の状態をまとめて伝えられます。
詳しく聞かれても説明しすぎない
上司や同僚から「何かあったの?」「どうして遅れたの?」と聞かれた場合も、話せる範囲で簡潔に答えれば問題ありません。
詳しい事情を話したくない場合は、「少し事情があって遅れてしまいました」「もう対応できていますので大丈夫です」と返し、必要なら仕事の話に戻しましょう。
体調不良で遅刻して出社したとき
勤務できることを伝える
体調不良で遅刻したものの、その後は勤務できる場合は、「体調不良で遅れてしまい、申し訳ありませんでした。今は勤務できる状態です」と伝えられます。
まだ少し不調が残っている場合は、「まだ少し本調子ではありませんが、今日は勤務できそうです」と現在の状態をそのまま伝えましょう。無理に「完全に大丈夫です」と言う必要はありません。
仕事への影響がありそうな場合
体調が戻りきっておらず、仕事への影響が心配な場合は、「今日は勤務できますが、体調が悪化した場合は改めてご相談させてください」と伝えることもできます。
具体的に調整が必要なら、「まず急ぎの仕事から対応したいのですが、今日の優先順位を確認させてください」と相談しましょう。できることを伝えたうえで相談すると、必要な調整がしやすくなります。
遅刻したことで朝の仕事や予定に影響が出た場合
朝一番の仕事について確認する
遅刻中に朝一番の仕事が進んでいた可能性がある場合は、「今朝対応する予定だった○○について、変更はありましたか」と確認します。
自分が不在だった間に誰かが対応してくれている場合もあるため、まず現在の状況を確認しましょう。分からないまま同じ作業を始めないことが大切です。
予定していた仕事が残っているか確認する
遅刻によって自分の仕事が後ろにずれている場合は、「今朝予定していた○○は、これから対応して問題ないでしょうか」と聞くことができます。
複数の仕事が重なっている場合は、「どの仕事から対応すればよいでしょうか」と優先順位を確認しましょう。遅れを取り戻そうとして、自己判断で無理な予定を組まないことも大切です。
遅刻した日に引き継いでもらった仕事がある場合
代わりに対応してもらった仕事を確認する
遅刻している間に同僚や上司が仕事を代わりに対応してくれた場合は、「今朝は○○を対応していただき、ありがとうございました」と一言伝えましょう。
そのうえで、「続きは私が対応しますので、現在の状況を教えていただけますか」と確認すれば、自分が担当に戻る流れも明確になります。
引き継ぎ内容が分からない場合
遅刻中の対応内容が分からない場合は、「私が遅れている間に対応していただいた内容を確認したいのですが、どこまで進んでいますか」と聞きます。
誰かが代わりに対応した内容を把握してから仕事を再開すれば、作業の重複や認識違いを防ぎやすくなります。必要な情報だけ確認して、自分の担当に戻りましょう。
遅刻したことで会議や予定に間に合わなかった場合
会議に参加できなかった場合
遅刻によって会議に参加できなかった場合は、「今朝の会議に参加できず、申し訳ありませんでした。決まったことを確認させてください」と伝えられます。
会議の内容を最初からすべて説明してもらうのではなく、「自分に関係する決定事項を教えていただけますか」と確認すると、必要な情報を把握しやすくなります。
予定していた相手への対応ができなかった場合
朝一番に対応する予定だった相手がいる場合は、「今朝予定していた○○への対応ができていないため、これから対応します」と上司に共有します。
すでに別の人が対応している可能性もあるため、「すでに対応済みでしたら、その内容を教えていただけますか」と確認してから進めると、重複対応を避けられます。
遅刻して出社したあと同僚へ声をかけるとき
仕事を代わりに対応してもらった場合
遅刻中に同僚が仕事を代わりに対応してくれた場合は、「今朝は対応してもらってありがとうございました」と一言伝えましょう。
その後、「ここからは私が対応しますので、引き継いだ内容を教えてもらえますか」と伝えれば、自分が仕事を引き取ることも明確になります。
特に対応してもらっていない場合
同僚に特別な対応をお願いしていない場合は、全員に改めて謝る必要はありません。仕事で顔を合わせたときに「今朝は遅れてしまいました。これから通常どおり対応します」と一言伝える程度でも十分です。
遅刻中に何か変更があったか気になる場合は、「今朝の間に何か変更ありましたか?」と確認しましょう。必要な情報を確認したら、通常の仕事に戻ります。
遅刻して出社したあとメールやチャットで伝える例文
到着したことを短く伝える場合
チャットなどで到着を伝える場合は、「先ほど到着しました。遅れてしまい、申し訳ありませんでした。これから業務に入ります」と簡潔に送れます。
仕事の確認が必要なら、「今朝の予定について変更がありましたら、ご共有いただけますと助かります」と付け加えます。必要な確認事項を一つに絞ると、相手も返答しやすくなります。
遅刻中の仕事について確認する場合
遅刻している間に仕事の対応が発生していた可能性がある場合は、「本日遅れて出社しました。今朝の○○について、対応状況をご共有いただけますでしょうか」と伝えられます。
自分が対応すべき仕事が残っているか確認したい場合は、「私のほうで引き続き対応するものがあれば教えてください」と添えると、次に何をすればよいか確認できます。
遅刻して出社したあとに「大丈夫?」と聞かれた場合
もう問題ない場合
体調不良などで遅刻したものの、現在は問題ない場合は、「ありがとうございます。もう大丈夫です。これから通常どおり勤務します」と答えられます。
心配してもらったことへの感謝を伝えたら、必要以上に理由を説明する必要はありません。「お気遣いいただいてありがとうございます」と返して、仕事に戻りましょう。
まだ少し不調が残っている場合
まだ体調が戻っていない場合は、「ありがとうございます。まだ少し不調はありますが、今日は勤務できそうです」と現在の状態を伝えます。
仕事への影響が心配なら、「体調が悪化した場合は、改めてご相談させてください」と伝えておくこともできます。必要な範囲で状況を共有しておきましょう。
遅刻して出社したときに避けたい言い方
遅刻したことを気にして、「本当にすみませんでした」と何度も謝り続ける必要はありません。一度お詫びを伝えたら、今日の仕事の確認に移りましょう。
また、「遅れた分を全部取り戻します」と自分だけで無理な予定を決めるのも避けたほうが安心です。現在の仕事量や優先順位を確認して、必要なら上司に相談してください。
「遅刻してすみません」だけで終わらず、「今朝の仕事について確認させてください」と続けると、到着後に何をすればよいか整理しやすくなります。
遅刻して出社したときは「お詫び+到着+仕事の確認」で伝える
遅刻して出社したとき上司に何と言うか迷ったら、まず「遅れてしまい、申し訳ありませんでした」と一言伝えましょう。
その後、「これから勤務します」と到着後の行動を伝え、遅刻している間に変更された仕事や予定を確認します。遅刻理由については、必要な範囲だけ説明すれば十分です。
「遅刻したことへの一言」「現在の勤務状況」「仕事の確認」の3つを意識すると、短い言葉でも状況を伝えやすくなります。必要なことを確認したら、通常の仕事に戻りましょう。
遅刻したときの連絡や出社後の伝え方も確認する
遅刻した場合は、出社前の連絡と到着後の一言を分けて考えると伝えやすくなります。出社後は、遅刻へのお詫びだけでなく、その間の仕事についても確認しておきましょう。