朝から会議。
終わったと思ったら、また会議。
午後も定例。
そのあと進捗ミーティング。
気づけば、実際の仕事を始められるのは夕方。
そんな日が続くと、
「会議、少し減らせないの?」
と思うのも無理はありません。
ただ、上司に言おうとすると、
「会議を嫌がっていると思われない?」
「協調性がないと思われない?」
「自分だけ出たくないと言っているように見えない?」
と、かなり言いづらいものです。
会議を減らしてほしいときは、
「会議が多い」ではなく、「会議によって実務時間がどれくらい削られているか」→「減らせそうな会議」→「代替案」
の順で相談すると伝えやすくなります。
- まず結論|会議を減らしてほしいときはどう言う?
- 迷ったらこれ|会議を減らしてほしいときの完成例文
- まずどうする?会議を減らしてもらうための5手順
- 会議が多すぎて仕事が進まない場合
- 自分に関係の薄い会議が多い場合
- 毎週の定例会を減らしたい場合
- 進捗報告だけの会議を減らしたい場合
- 同じ内容の会議が複数ある場合
- 会議時間を短くしてほしい場合
- 会議参加者を減らしたい場合
- 自分だけ参加回数を減らしたい場合
- 朝一番の会議を減らしたい場合
- 会議が細切れに入って集中できない場合
- オンライン会議が多すぎる場合
- 会議を減らす代わりに何を提案すればいい?
- 上司に直接言いにくい場合
- チャットで会議削減を相談する例文
- 「会議も仕事だから」と言われたら?
- 「みんな参加しているから」と言われたら?
- 「重要な情報を聞き逃すよ」と言われたら?
- 「会議を減らすのは難しい」と言われたら?
- 1回だけ会議を欠席したい場合とは別
- 会議の途中で抜けたい場合とも別
- 会議時間を変更してほしい場合とも別
- 会議を減らしてほしいとき避けたいNGな言い方
- 会議を減らしてほしいときのよくある質問
- まとめ|会議を減らしたいなら「多すぎる」より「実務時間が足りない」で伝える
- 関連記事
まず結論|会議を減らしてほしいときはどう言う?
| 状況 | 基本の伝え方 | そのまま使える一言 |
|---|---|---|
| 会議で実務時間が足りない | 業務への影響を伝える | 「会議が多く、実作業の時間を確保しづらいため、参加会議を見直せないか相談したいです」 |
| 自分に関係の薄い会議が多い | 必要な会議だけ参加したいと相談する | 「自分の担当に直接関係する会議へ絞ることは可能でしょうか」 |
| 定例会が多い | 頻度変更を提案する | 「毎週の定例を隔週にすることは可能でしょうか」 |
| 報告だけの会議が多い | 文章共有への切り替えを提案する | 「進捗共有だけであれば、チャットや資料共有へ切り替えられないでしょうか」 |
| 全部減らすのは難しそう | 参加者・時間・頻度のどれかを減らす | 「会議自体をなくせない場合、参加する回数だけでも調整できると助かります」 |
会議削減の相談では、
「会議が嫌いです」ではなく、「このままだと本来業務が回らない」
と伝えるのが基本です。
迷ったらこれ|会議を減らしてほしいときの完成例文
一番使いやすい基本例文
「会議の参加状況についてご相談があります。最近、会議の時間が増えており、資料作成や実務に充てる時間を確保しづらくなっています。自分の担当に直接関係する会議へ参加を絞るなど、見直しを相談できないでしょうか」
定例会を減らしたい場合
「毎週参加している○○定例ですが、共有内容が少ない週もあるため、隔週開催または必要時のみ参加する形に変更できないか相談したいです」
単に削るのではなく、どう減らすかまで示すと話が進みやすくなります。
まずどうする?会議を減らしてもらうための5手順
- 一週間で会議に何時間使っているか確認する
- 必須会議と関係の薄い会議を分ける
- 減らせそうな会議を具体的に選ぶ
- 代替手段を考える
- 上司へ実務時間確保の相談として伝える
まずは、
- 毎週必ず必要な会議
- 自分が発言する会議
- 聞いているだけの会議
- 進捗報告だけの会議
- 内容が重複している会議
を分けてみましょう。
全部まとめて「会議多すぎです」と言うより、減らせそうなものが見えてきます。
会議が多すぎて仕事が進まない場合
実務時間が不足していることを伝える
「最近、午前・午後とも会議が入る日が多く、実作業に充てられる時間がかなり少なくなっています。参加会議の見直しを相談したいです」
締切業務への影響を伝える
「会議後に資料作成を始めることが多く、締切業務が後ろへずれています。会議時間を減らすか、参加する会議を絞れないでしょうか」
「会議が多い」という感覚ではなく、仕事への影響まで伝えます。
自分に関係の薄い会議が多い場合
聞いているだけの会議を減らしたい場合
「○○会議について、自分の担当に関係する議題が少ないため、必要な回だけ参加する形に変更できないでしょうか」
議事録確認で足りそうな場合
「共有事項の確認が中心であれば、会議へ毎回参加せず、議事録を確認する形でも対応できると考えています」
会議に出ない代わりに、情報をどう拾うかまで伝えましょう。
毎週の定例会を減らしたい場合
毎週から隔週へ変更したい場合
「○○定例ですが、毎週では共有事項が少ない回もあるため、隔週開催に変更することは可能でしょうか」
必要時だけ開催したい場合
「大きな進捗や相談事項があるときだけ開催する形に変更できないでしょうか」
定例だからという理由だけで永遠に続く会議はあります。
カレンダーに毎週生えてくる会議版多年草になっているなら、開催頻度を見直す余地があります。
進捗報告だけの会議を減らしたい場合
チャット共有へ変える
「進捗共有のみであれば、各自チャットへ記入し、相談事項がある場合だけ会議を開く形にできないでしょうか」
資料共有へ変える
「進捗表を更新する形にすれば、毎回全員が集まらなくても状況確認できると思います」
会議の目的が「全員の進捗を読み上げる」だけなら、文章共有へ変えられる場合があります。
同じ内容の会議が複数ある場合
報告内容が重複している場合
「○○会議と△△会議で同じ進捗を報告することが多いため、どちらか一方へまとめられないでしょうか」
参加メンバーがほぼ同じ場合
「参加者と議題が重なる会議が複数あるため、一つへまとめることで時間を短縮できないかと考えています」
同じ報告を午前と午後で二回すると、仕事をしたのではなく仕事を説明する仕事が増えていきます。
会議時間を短くしてほしい場合
1時間を30分へ短縮したい場合
「○○会議について、議題を事前共有して30分程度に短縮することは可能でしょうか」
終了時間を決めたい場合
「開始時に終了時刻を決めて、時間内に扱えない議題は次回へ回す形にできると助かります」
回数を減らせなくても、1回あたりの時間を短くする方法があります。
会議参加者を減らしたい場合
全員参加が本当に必要か相談する
「○○会議ですが、担当者のみ参加し、内容をチームへ共有する形でもよいのではないでしょうか」
代表参加にする
「チームから一人が代表で参加し、決定事項を共有する形にすると参加人数を減らせると思います」
全員が毎回同じ説明を聞く必要があるかは見直せます。
自分だけ参加回数を減らしたい場合
隔週参加を提案する
「毎週参加ではなく、自分は隔週参加とし、欠席回は議事録確認にすることは可能でしょうか」
必要議題がある回だけ参加する
「自分の担当議題がある回のみ参加する形に変更できると、実務時間を確保しやすくなります」
会議そのものを消せなくても、自分の参加本数だけ減らせる場合があります。
朝一番の会議を減らしたい場合
朝の集中時間を確保したい場合
「午前中は集中して作業したい業務が多いため、朝の定例会を毎日ではなく週2〜3回にできないでしょうか」
朝礼と内容が重複している場合
「朝礼と定例会で共有内容が重なるため、一つにまとめられないか相談したいです」
始業直後から会議で一日が始まると、午前中がほぼ消えることがあります。
会議が細切れに入って集中できない場合
会議をまとめてもらう
「会議が一日の中で分散しており、まとまった作業時間を取りにくいため、可能であれば会議時間帯をまとめることはできますでしょうか」
会議のない時間帯を作る
「午前中は会議を入れない時間帯として確保することは可能でしょうか」
会議の総時間が同じでも、細切れに入ると集中作業が難しくなります。
オンライン会議が多すぎる場合
短い確認まで会議になっている場合
「短い確認事項までオンライン会議になっているため、チャットで済むものは文章共有へ切り替えられないでしょうか」
カメラ付き会議が連続する場合
「オンライン会議が連続して実務時間が取りづらいため、参加が必要な会議を整理したいです」
オンラインだから移動時間ゼロでも、会議時間までゼロになるわけではありません。
会議を減らす代わりに何を提案すればいい?
チャットで進捗共有する
「毎週金曜までに進捗をチャットへ書き、質問がある場合のみ会議を開く形はいかがでしょうか」
共有資料を更新する
「進捗表を各自更新することで、状況確認だけの会議は減らせると思います」
「会議を減らしてください」だけより、代わりの情報共有方法を出すと提案として通りやすくなります。
上司に直接言いにくい場合
まず自分の参加会議から相談する
いきなり、
「会社の会議全部多すぎません?」
と切り込む必要はありません。
「自分が参加している会議について、実務とのバランスを一度相談したいです」
と、自分の業務範囲から話せます。
数字を使う
「今週は会議が合計12時間あり、実作業時間を確保しづらい状態です」
のように、実際の時間を示すと相談しやすくなります。
チャットで会議削減を相談する例文
まず相談時間を取りたい場合
お疲れさまです。現在参加している会議と実務時間のバランスについてご相談したいことがあります。少しお時間をいただけますでしょうか。
内容まで簡潔に伝える場合
お疲れさまです。最近、会議時間が増えて実務時間を確保しづらくなっているため、参加会議や定例頻度を一度見直せないかご相談したいです。
チャットでは問題提起までにして、対象会議や代替案は口頭で相談してもよいでしょう。
「会議も仕事だから」と言われたら?
会議自体を否定していないと伝える
「会議が必要なことは理解しています。ただ、現在は会議時間が多く、会議で決まった内容を実行する時間が不足しています」
と伝えます。
必要な会議は残す
「必要な会議は参加したうえで、自分に関係の薄い会議だけ整理できればと考えています」
全部なくしたいわけではないことを明確にします。
「みんな参加しているから」と言われたら?
自分の業務特性を伝える
「全員参加の意図は理解しています。ただ、自分は集中して作業する時間が必要な業務が多いため、参加方法を相談できればと思っています」
代表参加を提案する
「全員参加ではなく、チーム代表が参加して共有する方法は難しいでしょうか」
「昔から全員参加」は、理由ではなく習慣になっていることもあります。
「重要な情報を聞き逃すよ」と言われたら?
情報回収方法を示す
「欠席回については議事録を確認し、自分に関係する事項は必要に応じて担当者へ確認します」
重要会議は参加する
意思決定や自分の担当案件に直結する会議まで減らす必要はありません。
削減対象を選びましょう。
「会議を減らすのは難しい」と言われたら?
会議時間を短くする
「回数を減らすのが難しければ、1回60分を30分に短縮することは可能でしょうか」
自分の参加時間を短くする
「自分に関係する議題まで参加し、その後は退席する形でもよいでしょうか」
回数、時間、参加人数。
どれか一つでも減らせれば負担は変わります。
1回だけ会議を欠席したい場合とは別
この記事は、会議の数や参加頻度を継続的に減らしたいケースです。
特定の1回だけ出られない場合は、
▶ 会議を欠席したいとき上司になんて言う?出られないときの伝え方と例文(準備中)
として考えます。
会議の途中で抜けたい場合とも別
会議そのものは必要だが、最後まで参加できない場合は、
▶ 会議から途中退席したいときなんて言う?失礼になりにくい伝え方と例文(準備中)
として分けます。
会議時間を変更してほしい場合とも別
会議数ではなく、予定している日時だけ動かしたい場合は、
▶ 会議の日程を変更してほしいときなんて言う?相手への頼み方と例文(準備中)
として考えます。
会議を減らしてほしいとき避けたいNGな言い方
「この会議、意味ないですよね」
会議そのものや主催者を否定する言い方になります。
代わりに、
「現在の頻度や参加方法を見直せないか相談したいです」
と伝えましょう。
「時間の無駄です」
本音でそう感じても、相手が必要だと思って開いている会議かもしれません。
「実務時間が不足している」と、自分の仕事への影響へ変換します。
勝手に会議へ出なくなる
「必要ないと判断したので今週から出ません」
と自己判断すると、情報共有にも影響します。
先に上司や主催者と参加ルールを決めましょう。
会議を減らしてほしいときのよくある質問
会議が多すぎると上司に言ってもいい?
相談できます。
ただし、「多すぎる」だけではなく、週何時間使っているか、どの業務に影響しているかまで整理すると伝えやすくなります。
自分だけ参加しないようにしてもらえますか?
会議内容や役割によります。
自分に関係の薄い会議なら、必要回のみ参加や議事録確認へ変更できないか相談できます。
定例会を隔週にしてほしいと言ってもいい?
相談できます。
共有事項が少ない回が多いなら、隔週開催や必要時開催を代替案として出せます。
会議をなくす代わりに何をすればいい?
チャットでの進捗報告、共有資料の更新、議事録確認など、情報が欠けない仕組みを提案しましょう。
会議時間だけ短くしてほしい場合は?
1時間を30分にする、議題を事前共有する、終了時刻を固定するなどの方法があります。
会議削減を断られたらどうする?
参加回数を減らす、途中退席する、時間を短縮する、会議を一日にまとめるなど、別の負担軽減策を相談しましょう。
まとめ|会議を減らしたいなら「多すぎる」より「実務時間が足りない」で伝える
会議が増えると、仕事を進めるための相談だったはずが、仕事をする時間そのものを削ることがあります。
会議。
会議。
また会議。
そして夕方から本番。
これではしんどくなります。
相談するときの基本は、
1. 会議に使っている時間を確認する
2. 必須会議と関係の薄い会議を分ける
3. 減らしたい会議を具体的に示す
4. チャット・資料共有など代替案を出す
5. 回数が無理なら時間や参加方法を調整する
です。
迷ったら、
「会議の参加状況についてご相談があります。最近、会議の時間が増えており、資料作成や実務に充てる時間を確保しづらくなっています。自分の担当に直接関係する会議へ参加を絞るなど、見直しを相談できないでしょうか」
と伝えれば十分です。
会議を減らす相談は、会議嫌い宣言ではありません。
話す時間と、実際に仕事を進める時間。そのバランスをどう取るか。
そこを軸に相談しましょう。
関連記事
▶ 会議を欠席したいとき上司になんて言う?出られないときの伝え方と例文(準備中)
▶ 会議から途中退席したいときなんて言う?失礼になりにくい伝え方と例文(準備中)
▶ 会議の日程を変更してほしいときなんて言う?相手への頼み方と例文(準備中)
▶ 打ち合わせ時間をずらしてほしいときなんて言う?時間変更のお願い例文(準備中)