職場という場所は、大人が集まっている場所なので、幼稚ないじめは起きないと思いがちですが、意外と、えげつない嫌がらせや無視が横行しています。
時には、理由も分からず、職場の人達とギクシャクしてしまい、悪口を言われたり、無視をされてしまうこともあります。
この記事では、職場で起こる陰口や無視について、何故そのような事が起こるのかや、ハラスメントの可能性があるのか?
また3大ハラスメントとは何かについて解説します。
職場の陰口、全員から無視は何故起こるのか、ハラスメントに当たる?
職場という空間は狭く、毎日決まった人と顔を合わせます。
何か些細なことでも、トラブルが起こると根に持たれたり、他者に言いふらし、悪者に仕立て上げようとする人がいます。
何故、誰かを無視したり、陰口を言うなどして、平和を乱すのか、その心理について分析していきます。
気に入らない事を我慢できない
仕事では、上手くいくことより、上手く行かない事のほうが多いもの。
対人関係などは特にそうです。
思い違いや、言い忘れなど、気を付けていてもミスは起こります。
些細なことが起きた時に、自分の中で処理することができずに怒り、周りを巻き込んで悪口や嫌がらせをする人がいます。
大袈裟に怒り、しばらく根に持たれたり無視をされたりします。
取り巻きのいるような人が相手だと、取り巻きにも無視や嫌がらせを指示します。
自分に火の粉がかからないようにしている
いじめの傍観者も同罪と言いますが、大人の世界にはむしろ傍観者の方が多いです。
首を突っ込む事で、めんどくさい事になったり、自分も目をつけられたら困るので、一緒に無視をします。
集団で悪口を言ったり、露骨に嫌な顔をすることも珍しくありません。
あなたのことが嫌いなのではなく、自分を守るためにやっています。
情けない事ですが、1人になると途端にオドオドしだします。
自分の考えなんかないので自分が何をしているかも分かっていません。
あなたを潰したくて仕掛けてきている
おそらくあなたは目をつけられてしまったのでしょう。
相手に不利益を被らせたり、相手を怒らせたりしませんでしたか?
無視や悪口を言い、あなたを攻撃しています。
しかし、このタイプは、あなた以外の人とも頻繁にトラブルを起こしているはずです。
被害妄想だったり、沸点が異常に低かったりと、まともに取り合うと疲れるので、できる限り証拠を集めて上に伝えるのが1番ですね。
これらの行為は立派なハラスメントにあたります。
ハラスメントどころか、いじめは暴行と同じで決して許される行いではありません。
現在の状態により仕事がうまくできない、自分自身に不調があるようなら、相談をしてみてはいかがでしょうか?
会社が当てにならない、相談する部署がない場合には、外部にも相談できる場所はありますので、心が壊れてしまう前に話をしてみてください。
職場の陰口、全員から無視もハラスメント?3大ハラスメントも解説
ハラスメントとは近年かなりの頻度で耳にするようになりました。
ハラスメントは、学校や職場、家庭でも認められようとています。
たくさんのハラスメントがある現代ですが、なかでも、3大ハラスメントと呼ばれる物にはどんなものがあるのか、詳しく説明をしていきます。
パワーハラスメント
略してパワハラと言います。これは多くの人がご存知ではないでしょうか?
力の強い者が下の者へ無理難題を押し付けたり、作業をわざと増やしたり、逆に減らしたりして職場を追いやろうとします。
パワハラ、パワハラとよく聞きますが、調べてみると覚えが極端に悪い社員の指導に、力が入ってしまう時にもパワハラと言われていました。
なんでもパワハラと言われてしまうこともあり、問題ありな社員の指導をする側にも配慮が必要な時代になりました。
セクシャルハラスメント
略してセクハラも、昭和時代から比べるとかなり改善されてはきていますが、まだまだ無意識なセクハラは存在しています。
男女問わずに相手が気持ち悪いと感じたらセクハラです。
みんなの前で下ネタを言う、身体的特徴を揶揄する身体に触れるなど、昭和時代には許されていた事も今はアウトになります。
「そんなんじゃ会話もできない」と言う人がいますが、そのような人はトラブルも時間の問題なので会話しない方が賢明です。
他にも個人的な内容に踏み込みすぎる事もセクハラの一種です。
恋人の有無、結婚や出産に関する内容をしつこく聞いてきてアドバイスをしてくる人がいますが、余計なお世話なうえに迷惑なのでやめてください。
マタニティハラスメント
略して、マタハラ。マタハラという言葉が聞こえだしたのはごく最近です。
女性が積極的に働くようになり、妊娠中にも仕事をする女性が多くなりました。
妊娠中の女性は体調不良を起こしやすく、仕事に急に休むこともあるでしょう。
妊娠中の女性社員に行われる嫌がらせをマタハラと言います。
とはいえ、毎回仕事を休まれるのも対応する側は大変です。
苛立ちがマタハラという形にならないよう注意が必要ですが、働いている妊娠中の社員側も、周りの人への配慮は必要です。
いくら妊娠中とはいえ、当たり前の顔をして休まれると良い気はしませんよね。
マタハラはお互いの配慮によりある程度はコントロールができそうです。
ただし、妊婦さんに必要以上に重い仕事を押し付ける。分かるようにため息を付いたり、嫌味を言うなど、酷いマタハラを行う人がいるのも事実。
このような場面を見かけたら、素早く対応する事が大切です。
まとめ
この記事では職場の陰口、全員から無視もハラスメント?3大ハラスメントの解説をしてまいりました。
ハラスメントが起こる会社には、組織の自浄作用が低下して、独裁状態になっていたり社員同士でいがみ合っている場合が多いです。
ハラスメントが横行する会社は、なかなか改善は期待できないので、辞めてしまえたら良いのですが、生活もあるため急に辞めるわけにもいきません。
しかし、あなた自身が納得できない環境下に置かれているなら、少しずつでも今の職場を離れるための行動を起こしてみるといいかもしれません。
で快適に過ごせる方が良いですよね。