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エンターキーを強く叩く人にどう伝える?職場で使える注意の言い方

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地獄Ⅷ:言えない・頼めない・断れないゾーン

職場で聞こえる、

ターンッ!

という音。

最初は、

「何か落ちた?」

と思う。

でも違う。

数分後。

ターンッ!

また鳴る。

犯人はだいたい、エンターキーです。

普通なら指先で軽く押せば入力できるはずなのに、なぜか毎回、

「これで決着だ!」

みたいな一撃を入れる人がいます。

メール送信。

ターンッ!

Excel確定。

ターンッ!

検索。

ターンッ!

一体エンターキーに何の恨みがあるのか。

こちらとしては静かに仕事したいだけなのですが、本人に、

「そのエンターキー強打、やめてもらえませんか」

とは、なかなか言いづらいですよね。

この記事では、職場でエンターキーを強く叩く人に、角を立てずどう伝えればいいのかを具体的な例文つきで紹介します。

まず「エンター強打そのものがなぜこんなに気になるのか」を読みたい人はこちら。
職場のPC音ハラ問題!エンター強打は“親の敵討ち”レベル?

職場の音全般がつらい人はこちらです。
職場の「うるさい人」がしんどい…ストレスになる音一覧と静かに生き残る対処法

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エンターキー強打はなぜ本人に言いにくいのか

エンターキーを強く叩く音は、聞く側からするとかなり気になります。

しかし本人からすると、

普通にパソコンを操作しているだけ

かもしれません。

ここに認識のズレがあります。

大声で雑談しているなら、

「仕事中なので少し静かにしてください」

と言いやすい。

でもエンターキーは仕事で必要な操作です。

そのため、

「仕事してるだけなのに注意された」

と思われそうで、こちらも言い出しにくくなります。

さらに厄介なのが、強打する本人は自分だけ音が大きいことに気づいていない場合があることです。

本人にとっては普通の「Enter」。

隣の席では、

毎回小型のゴング。

この温度差が問題を長引かせます。

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本人に言う?それとも上司に相談する?

エンターキーの音が気になる場合、まずは相手との関係を考えます。

普段から普通に話せる同僚なら、軽く伝えるだけで改善する可能性があります。

一方で、相手が怖い、立場が上、以前注意して揉めたことがあるなら、無理に直接言う必要はありません。

本人へ直接伝えやすいケース

普段から雑談できる同僚や、ちょっとしたお願いを言いやすい相手なら、まず本人へ短く伝えてみてもよいでしょう。

この場合、

「叩き方がおかしい」ではなく、「音が響いている」

と伝えるのがコツです。

たとえば、

「すみません、エンターキーの音が意外とこちらまで響いていて、押すたびにちょっと気になってしまうんです。できれば少しだけ優しく押してもらえると助かります」

このくらいなら比較的柔らかいでしょう。

人が大勢いる前ではなく、できれば一対一に近い状態で伝えた方が安全です。

上司へ相談した方がいいケース

次のような場合は、上司を通した方がよいこともあります。

  • 相手が上司や先輩
  • 注意すると怒りそう
  • すでに一度伝えたが改善しない
  • キーボード全体の音もかなり大きい
  • 自分の集中や仕事に影響が出ている

本人への注意だけではなく、

  • 席を離す
  • 静音キーボードへ変更する
  • デスクマットを使用する
  • 職場全体へPC音への配慮をお願いする

など、環境側で解決できる場合もあります。

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エンターキーを強く叩く人への角が立ちにくい伝え方

注意するときに一番避けたいのは、

「あなたの打ち方がおかしい」

という話にしてしまうことです。

問題にするのは人ではなく、音です。

「強く叩きすぎ」より「音が響いている」

たとえば、

「エンターキー、強く叩きすぎですよ」

だと、相手の操作方法を批判しているように聞こえます。

代わりに、

「エンターキーの音がこちらまで結構響いていて」

と伝えます。

聞こえている事実なら、相手の人格とは関係ありません。

そのうえで、

「できれば少し優しめに押していただけると助かります」

とお願いにつなげます。

「びっくりする」「集中が切れる」と影響を伝える

エンターキー強打の特徴は、

突然大きな音が入る

ことです。

一定のタイピング音よりも、

カタカタカタ……

ターンッ!

という落差の方が気になる人もいます。

そのため、

「音が突然大きくなるので、少しびっくりしてしまって」

「集中しているときに音で意識が切れてしまって」

と、自分への影響を説明するのも有効です。

単に、

「嫌いだからやめて」

ではなくなります。

エンターキー強打を本人に伝える口頭例文

実際に使いやすい言い方を、強さ別に紹介します。

かなり柔らかく伝える場合

「すみません、ちょっとだけお願いがあって。エンターキーの音が意外とこちらまで響いていて、押すときに少しびっくりすることがあるんです。できればちょっとだけ優しめに押してもらえると助かります」

初回なら、このくらいで十分です。

「うるさい」という単語を使わず、

こちらまで聞こえていることを知らせる

形にしています。

普通にはっきり伝える場合

「すみません。エンターキーを押す音がかなり大きく聞こえていて、集中しているときに何度も意識が途切れてしまっています。申し訳ないのですが、少し音を抑えてもらえませんか?」

すでに長期間続いているなら、ここまで言ってもいいでしょう。

仕事への影響を具体的にすることで、

単なる個人的な好みではないことが伝わりやすくなります。

親しい同僚へ軽く言う場合

「ごめん、エンターの音だけ結構こっちまで響いてるんよ。びっくりすることあるから、そこだけちょっと優しめに押してもらっていい?」

親しい関係なら、このくらいシンプルでも構いません。

ただし、

「親の敵でもおるん?」

は、サイトの記事タイトルではアリでも、本人への第一声としてはおすすめしません。

笑って終わる人もいます。

普通に傷つく人もいます。

職場では後者を想定しておいた方が安全です。

チャットでエンターキーの音を伝える例文

口頭で言いづらい場合は、社内チャットを使う方法もあります。

ただし文字だけだと冷たく見えやすいので、少し丁寧にします。

同僚へのチャット例文

お疲れさまです。少し言いづらいことなのですが、エンターキーを押す音がこちらまでかなり響いていて、集中しているときに気になることがあります。可能であれば、少しだけ優しめに押していただけると助かります。突然こんなお願いをしてすみません。

「強く叩いていますよ」と断定せず、

「こちらまで響いている」

としています。

その方が相手も受け取りやすくなります。

上司へ相談するチャット例文

お疲れさまです。職場の音について少し相談があります。近くの席でエンターキーを強く押す音が頻繁に響いていて、集中が途切れることがあります。本人へ直接お願いするべきか迷っているのですが、席の調整やPC周辺の音への配慮など、何か対応できないか相談させていただけないでしょうか。

上司へ相談するときは、

「あの人を注意してください」だけにしない

のがポイントです。

解決方法を一緒に考えたい、という形にします。

何度言ってもエンターキー強打が直らない場合

一度言った。

その日は少し静かになった。

翌朝。

ターンッ!

復活。

あります。

長年の癖なら、本人も意識している間しか直せないことがあります。

2回目は「まだ困っている」と明確に伝える

「以前も一度お願いしたのですが、エンターキーの音がまだかなり響いていて、集中が途切れてしまう状態が続いています。申し訳ないのですが、もう少しだけ気にしていただけると助かります」

1回目よりも少し明確にします。

ただし、

「前にも言いましたよね?」

と詰める必要はありません。

あなたが止めたいのは騒音です。

説教イベントを発生させることではありません。

改善しなければ個人戦を終了する

2回伝えてもほぼ変わらない。

そんな場合は、

第三回エンターキー和平交渉

を開催し続ける必要はありません。

上司へ、

「本人にもお願いしてみたのですが、音が大きい状態が続いています。これ以上直接言うと関係が悪くなりそうなので、席や機材など別の方法で調整できないでしょうか」

と相談しましょう。

人を変えるより、環境を変えた方が早いこともあります。

エンターキー強打を注意するときに避けたい言い方

毎日大きな音を聞いていると、こちらもイライラします。

しかし次の言い方は避けた方が無難です。

馬鹿にする・皮肉を言う

避けたい例です。

  • 「そんな強く押さなくても反応しますよ」
  • 「キーボード壊れますよ」
  • 「毎回ビックリするんですけど」
  • 「何と戦ってるんですか?」
  • 「エンターキーに親でも殺されたんですか?」
  • 「タイピング荒すぎません?」

最後の方は、脳内コメントとして保存してください。

口に出すと、

PC音問題 → 人間関係問題

へ自動アップデートされる可能性があります。

こちらが欲しいアップデートではありません。

周囲を勝手に味方につけない

「みんなエンターキーうるさいって言ってますよ」

も避けましょう。

本当に複数人から相談されているなら別ですが、そうでなければ、

「私は音で集中が切れてしまいます」

で十分です。

問題を大きく見せようとしなくても、困っていることは伝えられます。

エンターキーだけでなくキーボード全体がうるさい場合

エンターキーだけではなく、

全部のキーがガチャガチャうるさい

という場合もあります。

その場合は、エンターだけをピンポイントで注意するより、打鍵音全体について伝えた方が自然です。

キーボード全体の音なら別の記事へ

キーボード全体の音について伝えたい場合は、

キーボード音がうるさい人への注意の仕方|角が立たない言い方と例文

もあわせて参考にしてください。

エンターキー強打は、

「一発が大きい」

問題。

キーボード音全体は、

「ずっと鳴っている」

問題です。

似ていますが、検索者が困っているポイントは少し違います。

PC・机周りの別の音にも注意

職場では、

  • マウスを机に叩きつける
  • ペンをカチカチする
  • 机を指でトントンする
  • 書類をバンッと置く

など、PC周辺だけでも地味な騒音が大量発生します。

一つひとつは小さくても、毎日繰り返されれば消耗します。

関連記事も順次追加していきます。

本人に言いづらければ自分側の対策も使う

直接伝えることだけが解決策ではありません。

職場で許されているなら、

  • 席を離してもらう
  • 耳栓を使う
  • ノイズキャンセリングイヤホンを使う
  • 集中作業だけ別スペースへ移動する
  • デスク配置を変更する

なども検討できます。

音対策グッズだけで消えない場合もある

エンターキーのような突発的な打撃音は、耳栓やノイズキャンセリングでも完全には消えないことがあります。

実際の音対策についてはこちらの記事も参考にしてください。

WF-1000XM5でも鼻すすり・咀嚼音・咳払いは消えなかった(体験談)
Loop Engage2 Plusは私には逆効果だった(体験談)鼻すすり・ズーズー音が“クリア”に聞こえた理由

「離れる」は負けではない

本人に言えば改善するかもしれない。

でも、関係が悪化するかもしれない。

そんなリスクまで考えると、

席を離すだけで済むなら、それが一番平和

ということもあります。

職場は裁判所ではありません。

誰が正しいかを決めなくても、仕事ができる環境になれば目的達成です。

PC周りの「言いにくい音」はまだまだある

エンターキー以外にも、職場には伝えにくい音があります。

音の種類が違っても、伝え方の基本は同じです。

相手を責めるのではなく、音と自分への影響を伝える。

この形を覚えておくと応用できます。

まとめ|エンターキーではなく「響く音」について伝える

職場でエンターキーを強く叩く人が気になる場合、

「強く叩くな」ではなく、「音がこちらまで響いて集中が切れる」と伝える

のが基本です。

最初は柔らかく。

改善しなければ、仕事への影響を具体的に。

それでも難しければ、上司に相談して席や機材など環境側から解決しましょう。

そして、

「何と戦ってるんですか?」

「親の敵ですか?」

などの言葉は、記事を読んで心の中で笑うところまでにしておくのが安全です。

本人へ必要なのは、

「少し優しく押してもらえると助かります」

くらい。

こちらの目的は、

エンターキー強打選手権で相手を失格にすることではありません。

明日から「ターンッ!」が少し減れば、それで勝ちです。

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