XM6に変えても「完全遮断」は難しい理由
結論から言います
ノイズキャンセリング最強クラスと呼ばれる
WF-1000XM5
を使っても、
- 鼻すすり(ズーズー音)
- 咀嚼音
- 咳払い
これらは完全には消えません。

そして先に答えておくと、
仮に次世代の WF-1000XM6 に変えても、
この手の「人の音」が完全に消える可能性は高くありません。
ただし――
「無意味」ではありません。
期待値を正しく持てば、確実に楽にはなります。
「ノイキャン最強なら消える」は幻想だった
私自身、
- 職場の鼻すすり
- 紅茶をズーズーすする音
- 突然の咳払い
に長年悩まされてきました。
まず試したのは
“会話も聞こえる減音タイプ耳栓”。
結果は最悪。
👉 ズーズー音がむしろクリアになって地獄。
➡ 紅茶ズズッが止まらない!職場の音ストレスと対策まとめ
そこで最後の希望として、
約3万円のWF-1000XM5を購入しました。
WF-1000XM5で「消えなかった音」
正直に書きます。
❌ きつかった音
- 鼻すすり(吸い込むタイプ)
- 咀嚼音・ズーズー音
- 咳払い(突発・至近距離)
音量は下がっても、存在は残る。
これが一番近い表現です。
なぜ人の音は消えないのか
理由ははっきりしています。
ノイズキャンセリングが苦手な音の条件
- 突発的
- 不規則
- 中〜高音域
- 人が意図的に出す音
鼻すすりや咳払いは、
ANCが最も苦手な条件をすべて満たしています。
これは
「XM5が弱い」
「設定が悪い」
という話ではありません。
技術構造の限界です。
WF-1000XM6に変えたら解決する?
ここが一番聞かれるポイントなので、逃げずに書きます。
正直、期待しすぎないほうがいい
仮にWF-1000XM6で
- マイクが増える
- 処理性能が上がる
といった進化があったとしても、
鼻すすり・咀嚼音・咳払いが
「完全に消える」可能性は低い と考えています。
なぜなら問題は
世代差ではなく、音の性質そのものだから。
- 突発
- 不規則
- 人由来
- 中〜高音
この条件が変わらない限り、
“軽減”はできても“完全遮断”は難しい。
WF-1000XM6で
「少しマシになる」可能性はあります。
でも
「次こそ救われる」と思って買うと、また肩透かしを食らう
――それが一番避けたい未来です。
それでもWF-1000XM5は無意味ではなかった
完全には消えない。
でも、確実に変わったことがあります。
✅ 楽になった点
- 空調音・一定ノイズはかなり減る
- 遠くの雑談は背景化する
- 不快音の「刺さり」が弱まる
結果として、
「発狂寸前」
→「耐えられる」
まで落ちました。
これは、日常では大きな差です。
無音はNG。これで一気に楽になる
ANC+無音は逆効果。
静かすぎると、
- 鼻すすり
- 咳払い
だけが前に出ます。
私が落ち着いた使い方
- ANC ON
- ごく小さな環境音 or YouTubeを流す
- 「聴く」ではなく「溶かす」音量
これだけで、精神的ダメージはかなり減りました。
イヤホン難聴が不安な人へ
私も不安です。
だから、
- 音量はかなり低め
- 外音が少し聞こえる
- 音楽はほぼ流さない
この使い方をしています。
今のところ
- 耳鳴りなし
- こもり感なし
👉 不快音回避目的・低音量使用なら過度に恐れる必要はありません。
※安全ラインはこちらで詳しく書いています。
完全遮断を求めると失敗する
WF-1000XM5(そしてWF-1000XM6も)は、
- 不快音をゼロにする道具ではなく
- ダメージを減らす防具
この認識があるかどうかで、満足度は大きく変わります。
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まとめ
- WF-1000XM5でも鼻すすり・咀嚼音・咳払いは消えない
- XM6でも「完全遮断」は期待しすぎないほうがいい
- ただし“軽減”は確実にできる
- 完全防御より「生き残る装備」として使う
完全には無理。でも軽減はできる。
この現実を知ったうえで使うなら、
WF-1000XM5は十分、価値のある道具です。