静かに仕事をしたい時、集中したい時に聞こえてくる大きな笑い声に、イライラして、イラついた経験がある人は多いのではないでしょうか?
声のする方を見てみると、楽しそうに話している人たちの中でも、ひときわ大きな笑い声の人がいたり、1人で話しているのかというくらい、周りの声をかき消しながら笑っている人もいます。
このようなタイプの人間が一体なんなのか、どういうつもりで大きな笑い声を出しているのか、この記事では笑い声がうるさい人について詳しく分析していきます。
【関連記事】笑い声がでかい、大きい、うるさい人ほど、顔がヤバいって知ってた?
大声で笑う人の心理
周りの人がイラつくほど、大声で笑う人の心理をいくつか考えてみました。
ついついテンションがあがってしまう
仲間たちと楽しくお喋りをしていると、ついついテンションがあがって、声まで大きくなる人はいます。
大声を出して笑ってしまう人の中には、楽しくなり過ぎて、声が大きくなってしまう人が一定数います。
周りの状況が一時的に見えなくなってしまうタイプですが、本人に自覚はあまりなく、テンションが上がるたびに声が大きくなってしまいます。
悪気もないのですが、後から周囲の人達に指摘されるなどして、少し反省する人も中にはいるようです。
しかし、大抵の人はなおりません。
楽しい・仲の良い自分たちをアピールしたい
大きな声で話す人、大きな声で笑う人の中には、自分たちが楽しい時間を過ごしていることを周囲の人達へアピールをしたいという気持ちで、わざとやっている人がいます。
関係のない人たちからすれば、ただうるさいだけですが、当の本人は充実感に満ち溢れて、楽しい時を謳歌しています。
自分自身が人に囲まれ、賑やかで明るい毎日を送っていることを、大声で笑うことで再確認しています。
このタイプの人には、迷惑だと伝えても、なかなか直ることはなく、楽しい瞬間がくればまた仲間との絆を確かめるように周囲へのアピールを繰り返します。
空気を読むのが苦手
大人になれば、TPOに合わせて言動を抑えることができますが、大きな笑い声も同様です。
不適切な場所で大きな笑い声を出してしまう人は、空気を読むのが苦手な可能性があります。
この場所やこの場面では、どのように振る舞うのが適切なのかなんとなく分かる事が難しく、人々をイライラさせてしまうようです。
本人は意外と悩みとして捉えている事が多いですが、やはり空気は読めず失敗を繰り返しています。
言えば一時的にもおさまるかとも思いますが、その場で気持ちを抑え込む事も苦手なパターンが多いようです。
大声で笑う人への対処法
周りの人がイラつくほど、大声で笑う人への対処法を具体的に考えてみました。
実際に私がやっている対処法で、効果があるものも紹介します。
大きな声が出だしたら話を逸らす
大声で笑う人はテンションが上がると大きな声が出やすくなります。
そのため話題を変えることは有効な方法です。
実際に、私がこれを複数の人を巻き込んでやっています。
今のテンションが上がる話題から別の話題へ話を逸らすことは、一時的には声を小さくすることに役立つでしょう。
しかしながら、毎回この作業を行うのはひとりでするとなると、とっても疲れます。
何人か困っている人がいるのであれば、1人で抱え込まずに、仲間との役割分担を行うのが最善の方法です。
上司から個別に伝えてもらう
いくら仲の良い人同士でも周囲への迷惑が明らかな場合にはどうすれば良いか悩みます。
こんな時こそ上司の出番です。
みんなの前で指摘すると空気が悪くなるのでこっそり注意をしてもらいましょう。
個人の意見より職場の空気を大切にする上司は多いですし、上の立場の人からの指摘であればまだ耳を傾ける可能性も高いです。
しかしくれぐれも個人名を出したり、その人を否定してはいけません。
笑い声が大きいという事実に対してのみ指摘してもらうようにお願いしましょう。
大きな笑い声をだしたその場で注意する
この対処方法は、ある程度相手との関係性が必要です。
場にそぐわない笑い声を出した時にすぐに、その場で注意をします。
空気が読みにくいタイプの必要は、何故注意されたかが分からないこともありますが、そこはぐっと堪えて説明をしてあげてください。
あなたは他者に、その場に応じた言動を教える責任は全くありません。
相手に悪気がないようなら改善しようとするでしょう。
ただし、何人かで注意してしまうとパワハラだと言い出すような人物もいますので、まずはやんわりと指摘することが得策です。
まとめ
職場で大きな笑い声をだす人は、必ずどこの職場にも1人はいるでしょう。
あの笑い声が耳に残り、仕事への集中が削がれてしまう人もいるはず。
しかし彼らの多くは意地悪ではなく、他人がイライラして、イラついているとは想像もしないで、ただうるさいだけです。
TPOに合わせて言動を抑えることが苦手なのかもしれません。
元々あまり騒いだりしない人には、彼らの笑い声は腹が立ったり、イライラしてイラつき、大きなストレスになってしまう人もいます。
面と向かい、相手に注意することにも意味はありますが、上司や先輩がいるのであれば、上の立場の人から指導をしてもらうことが有効でしょう。