説明している最中、
すぐ隣から聞こえてくる——
「ハイ」
「ハイ、ハイ」
「はいっ!」
テンポよく返事は返ってくる。
でも、話を進めていくと気づく。
……分かってない。
質問すると止まる。
言い換えを求めると黙る。
なのに、返事だけは一丁前に入る。
この「はいはい」、
地味だけど、かなり消耗します。
なぜ「はいはい」は、こんなに耳障りなのか
返事が“理解”と結びついていないから
本来、返事は👇のどれかのはずです。
- 分かった
- 分からない
- 確認したい
でも「はいはい」型の返事は、
どれにも該当しない音。
意味を持たない反応音は、
脳にとっては 情報ではなくノイズ です。
だから集中が切れる。
相手の思考を強制的に止める
説明している側は、
- 話す
- 相手の理解度を測る
- 次の説明を考える
という作業を同時にしています。
そこに
意味のない「はい」が割り込むと、
思考が一瞬リセットされる。
これが積み重なると、
説明する側だけが疲れていきます。
「分かってるフリ」をされている感覚になる
はいはい返事は、
- 聞いてる感
- 納得してる感
だけを演出します。
そのため、
「ちゃんと考えてないのに、
分かった顔だけされている」
という違和感が生まれ、
感情的なストレスにもなります。
返事が多い人ほど、実は理解していない理由
これは経験則ではなく、
かなりよくある構造です。
はいはい型の特徴
- 沈黙が怖い
- 分からないと言えない
- 理解を確認する習慣がない
- 場をやり過ごしたい
つまり、
思考ではなく反応で乗り切ろうとしている。
だから返事だけが先に出る。
これ、職場でも同じことが起きている
この問題、
塾や学校だけの話ではありません。
職場でも👇
- 会議でやたら相槌が多い人
- 内容より反応だけ大きい人
- 「はい!」は言うけど、後で聞き返す人
いますよね。
これは
教育現場 → 職場へそのまま持ち越された癖
とも言えます。
「返事だけの音」は五感ハラスメントになる?
単発なら問題ありません。
でも、以下が重なると話は変わります。
- 一日中繰り返される
- 集中している場面でも入る
- 指摘しても変わらない
- 不機嫌・圧とセット
この場合、
五感ハラスメント(音)
あるいは
フキハラ(不機嫌ハラスメント)
の一部と捉えられることがあります。
私が「発動しかけて自重している」対処法
本音を言えば、
こう言いたくなる瞬間があります。
「今の“はい”は、
①分かった
②まだよく分からない
③あとで確認したい
どれ?」
これは教育的には正解。
でも、場や立場によっては
強すぎるのも事実です。
現実的にできる“角が立たない”対応
個人ではなく全体に投げる
「今の説明、
分かった人は“どこが分かったか”言える?」
これだけで、
はいはい返事は止まりやすくなります。
「返事」ではなく「行動」で確認する
- 要点を言わせる
- 次の作業をやらせる
- 簡単な確認問題を出す
返事を評価しないことで、
音のノイズは自然に減ります。
それでも消耗するなら
正直に言います。
はいはい型の人は、
簡単には変わりません。
もし、
- 毎回イライラする
- 説明するのが苦痛
- 他の音ストレスも重なっている
なら、
距離・役割・関わり方を
調整してOKです。
まとめ:「はいはい」が無理なのは、おかしくない
- 意味のない反応音は集中を切る
- 理解と無関係な返事は疲れる
- 我慢し続ける必要はない
あなたが悪いわけでも、
神経質なわけでもありません。
中身のない音に、静かに消耗しているだけです。
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