上司にお願いをしたものの一度断られてしまい、「もう一度相談したいけれど、しつこいと思われそう」と言いにくいことがあります。
再相談するときは、前回の判断を否定するのではなく、「前回は難しいと伺いましたが、状況が変わったため、もう一度相談させてください」と伝えると、話を切り出しやすくなります。
まずは、そのまま使いやすい短い言い方を紹介します。
「先日は難しいとのことでしたが、状況が少し変わったため、もう一度ご相談してもよろしいでしょうか?」
「前回お願いした件について、別の方法も考えてみたので、改めてご相談させてください。」
「一度難しいと伺っているところ恐縮ですが、○○の事情があり、もう一度相談できればと思っています。」
一度断られたお願いを再相談するときは「前回の回答を尊重する」
一度断られたお願いを再度持ちかける場合、いきなり同じお願いを繰り返すより、前回の回答を理解していることを示してから相談すると自然です。
「断られたことに納得していない」という印象を与えないように、前回の判断を否定せず、再相談する理由を簡潔に伝えましょう。
前回の回答を踏まえて切り出す
まず「前回は難しいと伺いました」と伝えることで、同じお願いを何も考えずに繰り返しているわけではないことを示せます。
「前回は難しいとのことでしたが、改めて相談したいことがありまして、少しお時間よろしいでしょうか?」
「先日ご相談した件について、一度難しいと伺っていますが、もう一度だけ相談させていただいてもよろしいでしょうか?」
再相談する理由を短く伝える
再相談の理由がある場合は、長く説明するより、何が変わったのかを一言で伝えると話が進みやすくなります。
「前回から状況が変わったため、改めてご相談させてください。」
「その後、別の方法を考えたので、もう一度ご相談できればと思っています。」
状況が変わったため、もう一度お願いしたいとき
前回お願いしたときとは事情が変わっている場合は、その変化を具体的に伝えます。
「前回は○○という理由で難しいと伺いましたが、その後○○の状況になったため、再度相談したい」と整理すると、再相談の必要性が伝わりやすくなります。
自分側の事情が変わった場合
自分の予定や状況が変わったことが理由なら、その変更点だけを簡潔に伝えます。
「前回ご相談したときから予定が変わったため、○○についてもう一度相談させていただけますか?」
「以前は必要なかったのですが、現在は○○の事情があるため、改めてお願いできないかご相談したいです。」
仕事の状況が変わった場合
業務の進み具合や担当状況など、仕事側の事情が変わった場合も、前回との違いを説明します。
「前回は○○の予定でしたが、現在は予定が変わったため、○○について再度ご相談したいです。」
「その後、業務の進め方が変わりまして、前回お願いした件についてもう一度検討いただけないでしょうか?」
代替案を用意して再相談するときの言い方
前回のお願いそのものが難しい場合でも、条件を変えたり別の方法を提案したりできるなら、その案を示して相談する方法があります。
「前回と同じ条件でお願いしたい」という形ではなく、「この条件なら可能でしょうか」と相談すると、上司も判断しやすくなります。
条件を変えて相談する
お願いする内容を一部変更できるなら、変更後の条件を具体的に伝えます。
「前回は○○でお願いしましたが、○○の条件に変更するのであれば可能でしょうか?」
「前回のお願いから内容を少し調整してみました。この条件であれば対応可能か、一度ご相談させてください。」
別の方法を提案する
同じ結果を別の方法で実現できる場合は、その選択肢を提示して上司の判断を仰ぎます。
「前回の方法が難しいようでしたので、代わりに○○という方法ではどうでしょうか?」
「○○が難しい場合は、△△という方法も考えています。どちらがよいかご相談させていただけますか?」
代替案を出せない場合の再相談
条件を変えたり別の方法を提案したりできない場合でも、再相談そのものが必要なことはあります。
その場合は、無理に新しい案を作るのではなく、「なぜ今もう一度相談したいのか」を明確に伝え、上司に判断してもらう形にします。
新しい事情を伝えて再検討をお願いする
前回の判断後に新しい事情が発生したなら、その事実を簡潔に説明します。
「前回は難しいとのことでしたが、その後○○という事情が出てきたため、もう一度検討していただけないでしょうか?」
「以前ご相談した件について、新たに○○が必要になりました。恐縮ですが、再度ご相談させてください。」
判断を上司に委ねる
自分で判断を変えるのが難しい場合は、最終的な判断を上司に委ねる形で相談します。
「前回は難しいと伺っていますので、今回も難しければその判断に従います。そのうえで、一度だけ再検討をお願いできますでしょうか?」
「状況が変わったため、現在の状況を踏まえて可能かどうか、改めて判断いただけると助かります。」
前回断られたお願いを急いで再相談したいとき
状況が急に変わり、すぐに再相談する必要が出ることもあります。
急いでいる場合でも、「前に断られたのに」と相手を責めるのではなく、なぜ再度相談する必要が出たのかを短く説明しましょう。
急な事情が発生した場合
前回の相談から時間があまり経っていなくても、新しい事情があるなら、その点を先に伝えます。
「先ほどは難しいとのことでしたが、状況が変わったため、もう一度だけご相談させてください。」
「先ほどの件ですが、○○という事情が出てきたため、改めて相談させていただきたいです。」
今日中など期限が迫っている場合
期限が迫っている場合は、いつまでに判断が必要なのかを具体的に伝えます。
「○○の都合で本日中に判断が必要になりました。難しいところ恐縮ですが、もう一度ご相談させていただけますか?」
「今日中に対応を決める必要があるため、前回の件について改めてご相談できれば助かります。」
再相談しても難しいと言われたとき
再度相談した結果、今回も難しいと判断されることがあります。
その場合は、同じお願いを繰り返して押し通そうとするより、代わりにできることや今後の対応について確認すると、次の行動につなげやすくなります。
代わりにできる方法を聞く
お願いが難しい場合、別の方法がないか上司に相談します。
「承知しました。それでは、代わりにどのように対応するのがよいでしょうか?」
「分かりました。今回の状況では、どの方法で進めるのがよいかご相談させてください。」
今後なら可能か確認する
今回だけ難しいのであれば、今後どのような条件なら相談できるのか確認することもできます。
「今回が難しいとのことですが、どのような条件であれば可能でしょうか?」
「今後同じような相談をする場合、どのタイミングで相談すればよいか教えていただけますか?」
再相談するときに避けたい言い方
一度断られたお願いをもう一度相談するときは、前回の判断を責めるような言い方は避けたほうが無難です。
たとえば「前はダメと言われましたけど、やっぱりお願いします」「どうしても納得できません」「他の人なら認めてもらえました」といった表現は、再相談よりも反論や対抗の印象が強くなる可能性があります。
また、「一度くらいいいですよね」のように、相手に断りづらい状況を作る言い方も避けたほうがよいでしょう。
再相談するときは、前回の回答を踏まえたうえで、「状況が変わった」「別の案を考えた」「改めて判断してほしい」という形で伝えると、話し合いを続けやすくなります。
一度断られたお願いを再相談するときは「前回の回答+今回の理由」で伝える
一度断られたお願いをもう一度相談するときは、前回の判断を無視して同じお願いを繰り返すのではなく、「前回は難しいと伺いました」と確認したうえで、再相談する理由を伝えることがポイントです。
状況が変わった場合はその変化を説明し、条件を変えられる場合は代替案を示すと、上司も判断しやすくなります。
まずは「前回は難しいとのことでしたが、状況が変わったため、もう一度ご相談させていただけますか?」のように切り出し、今回の事情や希望を簡潔に伝えてみましょう。
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