新しい仕事を任されたけれど、何から覚えればいいのか分からない。
先輩に教えてほしい。
でも、
「忙しそうだから声をかけづらい」
「何も分からないと思われそう」
「教えてくださいって言い方で大丈夫?」
と悩むことがあります。
結論から言うと、仕事を教えてほしいときは、いきなり「分からないので全部教えてください」ではなく、
「何の仕事について」「どのくらい教えてほしいか」「いつ頃時間をもらいたいか」
を伝えるのがコツです。
たとえば、まずはこれで十分です。
「○○の業務を担当することになったのですが、まだ流れを理解できていないため、一度基本的な進め方を教えていただけますか。お手すきのときに少しお時間いただけると助かります」
これなら「何となく教えて」ではなく、相手も準備しやすくなります。
- 迷ったらこれ|仕事を教えてほしいときの完成例文
- 仕事を教えてもらう前に伝える3つのこと
- まずどうする?仕事を教えてもらう5手順
- 新しい仕事を任されたばかりの場合
- 異動して仕事が分からない場合
- 先輩が忙しそうなときの頼み方
- 今日中に教えてほしい場合
- 少し時間をかけて教えてほしい場合
- 実際に作業を見ながら教えてほしい場合
- 教えてもらったあとに確認するとき
- 教えてもらった内容がまだ理解できない場合
- チャットで仕事を教えてほしいと頼む例文
- メールで仕事を教えてほしいと頼む場合
- 「そんなことも分からないの?」と言われたら
- 教えてくれる人が毎回違う場合
- 「まず自分でやってみて」と言われた場合
- 教えてもらうときにやってはいけないこと
- 「仕事を教えてほしい」と「仕事のやり方を聞きたい」は別
- よくある質問
- まとめ|「何の仕事を、どこまで教えてほしいか」を伝えれば頼みやすい
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迷ったらこれ|仕事を教えてほしいときの完成例文
「○○の業務を担当することになったのですが、まだ全体の流れを理解できていません。一度、基本的な進め方を教えていただいてもよいでしょうか。お手すきの際に少しお時間をいただけると助かります」
新人でも、異動したばかりでも、新しい業務を任された場合でも使いやすい形です。
もっと短く言うなら、
「○○の仕事について、まだ分からない部分が多いので、一度基本から教えていただけますか」
でも問題ありません。
仕事を教えてもらう前に伝える3つのこと
| 伝えること | 具体例 | 目的 |
|---|---|---|
| 何を教えてほしいか | 「○○業務の進め方」 | 相手が内容を把握できる |
| どの程度分かっているか | 「基本的な流れは分かるが、実際の処理は初めて」 | 説明の深さを調整できる |
| いつ教えてほしいか | 「今日の午後、お時間のあるとき」 | 相手の予定を圧迫しにくい |
全部を細かく説明する必要はありません。
相手が「何を・どこまで・いつ」を判断できる程度に伝えれば十分です。
まずどうする?仕事を教えてもらう5手順
- 教えてほしい業務を決める
- 自分がどこまで理解しているか整理する
- 教えてもらいたい範囲を決める
- 相手に時間をもらえるか聞く
- 教えてもらった内容をメモする
特に大切なのが「何を教えてほしいのか」を自分で整理してから声をかけることです。
「仕事が分かりません」では、相手もどこから説明すればいいのか分かりません。
新しい仕事を任されたばかりの場合
基本から教えてほしいとき
「○○を担当することになったのですが、今回初めてなので、基本的な流れから教えていただけますか」
まず全体像を知りたいとき
「○○業務について、最初に全体の流れを教えていただけると助かります。その後、自分でも進めてみたいと思っています」
初めての仕事なら、細かい操作を一つずつ聞くより、最初に全体像を把握したほうが理解しやすい場合があります。
異動して仕事が分からない場合
前の部署とやり方が違う場合
「前の部署では○○という進め方だったのですが、こちらでは手順が違うようなので、基本的な進め方を教えていただけますか」
社内独自のルールを知りたい場合
「こちらの部署での○○の進め方について、まだ慣れていないため、一度教えていただけると助かります」
異動直後は「前の部署ではこうだった」と比較しすぎず、現在の職場のやり方を教えてもらう姿勢を見せるほうがスムーズです。
先輩が忙しそうなときの頼み方
都合のいい時間を聞く
「○○について教えていただきたいことがあるのですが、お時間のあるときに少し教えていただけますか」
急ぎではないことを伝える
「急ぎではないので、○○の作業が落ち着いたタイミングで教えていただけると助かります」
忙しそうな人に「今いいですか?」だけで突撃すると、相手も判断しづらくなります。
時間を選んでもらえる形にすると、お願いのハードルが下がります。
今日中に教えてほしい場合
締切がある場合
「○○を今日中に進める必要があるため、できれば本日中に一度教えていただきたいです。お時間をいただけるタイミングはありますでしょうか」
急ぎだが相手の都合も考える場合
「今日中に○○まで進めたいのですが、10分ほどお時間をいただけるタイミングはありますか」
「今日教えてください」ではなく、なぜ今日必要なのかまで伝えると、相手も優先度を判断できます。
少し時間をかけて教えてほしい場合
まとまった時間をお願いする
「○○について、実際の作業をしながら教えていただきたいのですが、30分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか」
一度説明してもらいたい場合
「○○の業務について、一度最初から最後まで流れを説明していただけると助かります。ご都合のよい時間にお願いできますでしょうか」
時間がかかるお願いなら、最初に目安を伝えたほうが親切です。
実際に作業を見ながら教えてほしい場合
横で教えてもらう
「○○の処理を実際にやってみたいので、一度横で見ていただきながら教えていただくことはできますか」
自分で操作して確認したい場合
「一度自分で操作してみたいので、手順を教えていただいたあと、実際にやってみてもよいでしょうか」
説明を聞くだけでは分かりにくい仕事なら、実際に手を動かしたほうが覚えやすくなります。
教えてもらったあとに確認するとき
理解した内容を言い直す
「ありがとうございます。つまり、まずAをして、その後Bに進めればよいという理解で合っていますか」
自分でやってみることを伝える
「ありがとうございます。教えていただいた手順で一度自分で進めてみます」
教えてもらった直後に自分の言葉で確認すると、勘違いを防げます。
教えてもらった内容がまだ理解できない場合
分かった部分を先に伝える
「AとBの流れは理解できました。ただ、Cのところだけもう少し具体的に教えていただいてもよいでしょうか」
具体例をお願いする
「実際のケースだとどのように処理するのか、具体例を一つ教えていただけると分かりやすいです」
「全部分かりません」と言うより、理解できたところを伝えてから分からない部分を絞ると、教える側も説明しやすくなります。
チャットで仕事を教えてほしいと頼む例文
時間をもらいたい場合
お疲れさまです。○○の業務について、まだ一連の流れを理解できていないため、一度教えていただきたいです。お手すきの際に10〜15分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。
急ぎではない場合
お疲れさまです。○○について一度基本的な進め方を教えていただきたいのですが、急ぎではありませんので、お時間のあるときにお願いできますでしょうか。
チャットでは「教えてください」だけで終わらせず、必要な時間や急ぎかどうかまで書くとやり取りがスムーズです。
メールで仕事を教えてほしいと頼む場合
まとまった説明をお願いする場合
お疲れさまです。
○○業務について、まだ基本的な流れを十分に理解できていないため、一度ご説明いただければと思い、ご連絡しました。
ご都合のよいタイミングで、30分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
メールは記録を残したい場合や、時間を確保してもらう必要がある場合に向いています。
「そんなことも分からないの?」と言われたら
感情的にならず必要な部分を確認する
「申し訳ありません。ここはまだ経験がないため、正しい手順を確認してから進めたいと思っています」
具体的な説明をお願いする
「今後自分で対応できるようにしたいので、今回の進め方だけ教えていただけると助かります」
嫌味を言われても、必要な情報まで引っ込めてしまう必要はありません。
「分からないから聞いている」という事実を淡々と維持しましょう。
教えてくれる人が毎回違う場合
基本の手順を確認する
「担当される方によって少し手順が違うようなのですが、基本的にはどの方法で進めればよいでしょうか」
正式なルールを確認する
「自分でも迷わないようにしたいので、正式な手順やマニュアルがあれば教えていただけますか」
人によって言うことが違う場合は、自分の記憶だけを頼りにすると職場版・伝言ゲーム地獄になります。
可能なら正式な手順を確認しましょう。
「まず自分でやってみて」と言われた場合
どこまで自分でやればいいか確認する
「承知しました。まず自分で進めてみます。分からないところが出た場合は、改めて確認させていただいてもよいでしょうか」
見本だけお願いする
「まず自分でやってみます。もし可能であれば、完成したものの見本だけ見せていただけると助かります」
「全部教えてもらう」か「完全に一人でやる」かの二択ではありません。
見本やゴールだけ教えてもらう方法もあります。
教えてもらうときにやってはいけないこと
「全部教えてください」と丸投げする
「仕事が分からないので全部教えてください」では、教える側も困ります。
最低限、業務名や目的、分からない範囲を伝えましょう。
相手の時間を無制限に使う
質問や指導が長くなりそうなら、あらかじめ時間の目安を伝えます。
30分必要なら「30分ほど」と言っておくほうが、相手も予定を組みやすくなります。
教えてもらったあと何も記録しない
せっかく時間を使ってもらったのに、翌日にまた最初から聞くことになると、お互いに疲れます。
自分用の手順メモを作っておきましょう。
「仕事を教えてほしい」と「仕事のやり方を聞きたい」は別
この2つは似ていますが、検索意図としては分けて考えられます。
仕事を教えてほしい:新しい業務について、全体の流れや基本から指導してほしい。
仕事のやり方が分からない:具体的な作業や操作の途中で詰まり、そこを確認したい。
すでに一度説明を受けていて、忘れてしまった場合は、さらに別の「聞き直し」のケースです。
よくある質問
「仕事を教えてください」だけでも大丈夫?
意味は伝わりますが、何の仕事について教えてほしいのかを加えたほうが親切です。
「○○の業務について教えていただけますか」のように具体化しましょう。
先輩が忙しそうで声をかけられません
「お手すきのときに少し教えていただきたいのですが」と、相手にタイミングを選んでもらう形がおすすめです。
新人なので何でも質問していい?
分からないことを確認するのは大切です。
ただし、すぐ確認できるマニュアルや資料があるなら、まず確認してから質問すると効率的です。
仕事を教えてもらったら何と言えばいい?
「ありがとうございます。教えていただいた手順で進めてみます」で十分です。
重要な内容なら「A→Bの順で進めるという理解で合っていますか」と確認すると安心です。
教えてもらってもできなかったらどうする?
「教えてもらったのにできない」と抱え込まず、どこまでできたかを伝えて、詰まった部分だけ再度確認しましょう。
何度も同じ人に教えてもらうのは迷惑?
同じ内容を何度もゼロから聞く状態は避けたいですが、実際にやってみて新しい疑問が出るのは自然です。
メモを残しながら、分からない部分を具体的に聞きましょう。
まとめ|「何の仕事を、どこまで教えてほしいか」を伝えれば頼みやすい
仕事を教えてほしいときは、遠慮しすぎて一人で抱え込む必要はありません。
大切なのは、
- 何の仕事を教えてほしいのか
- 自分がどこまで分かっているのか
- どの程度の説明が必要なのか
- いつ頃時間をもらいたいのか
を整理してからお願いすることです。
迷ったら、
「○○の業務を担当することになったのですが、まだ全体の流れを理解できていません。一度、基本的な進め方を教えていただいてもよいでしょうか。お手すきの際に少しお時間をいただけると助かります」
これで十分伝わります。
「分からないまま黙っている」のが一番危険です。
質問して、教えてもらって、メモして、次は自分でできるようにする。
この流れを作れば、最初は分からなかった仕事も少しずつ自分のものになっていきます。
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