仕事をしていると、「そろそろ上司に進捗を報告したほうがいいかな?」という場面があります。
でも、いざ報告しようとすると、
- 「まだ終わってないけど、何を言えばいい?」
- 「順調です」だけでいいの?
- 細かく説明したら長くなりそう
- 逆に短すぎると「ちゃんと仕事してる?」と思われそう
- 遅れていることを伝えるのが怖い
と、意外と悩みます。
進捗報告は、完成してからするものではありません。
「今どこまで進んでいるか」「このあとどうなるか」を共有するのが基本です。
この記事では、上司に仕事の進捗を報告するときの基本的な伝え方と、そのまま使える例文を紹介します。
まずはこれでOK。進捗報告の基本例文
迷ったら、まずはこの形で伝えれば大丈夫です。
「○○の件ですが、現在△△まで完了しています。残りは□□の作業で、本日中に完了する予定です。現時点では予定どおり進んでいます。」
進捗報告では、
- 何の仕事か
- どこまで終わったか
- 残りは何か
- 今後どうなる予定か
を伝えると、上司が状況を把握しやすくなります。
進捗報告は「現在地+残り+予定」で考える
現在地を伝える
まず、「今どこまで終わっているか」を伝えます。
例えば、
「資料作成は全10ページ中、8ページまで完了しています。」
のように、具体的にすると分かりやすくなります。
「だいたい終わっています」より、相手が状況を想像しやすくなります。
残っている作業を伝える
次に、何が残っているのかを伝えます。
「残りは最終確認と数値のチェックです。」
ここまで言えば、単に「80%です」と言うよりも、完成までのイメージが伝わります。
今後の予定を伝える
最後に、いつ頃終わる予定なのかを伝えます。
「このあと確認を行い、本日15時頃には完了する予定です。」
これで上司は、「今のところ問題なさそうだな」と判断できます。
順調に進んでいるときの例文
特に問題がない場合は、長々と説明する必要はありません。
「○○の作業は現在、予定の7割程度まで進んでいます。大きな問題はなく、予定どおり本日中に完了する見込みです。」
チャットなら、
「○○は7割ほど完了しています。現時点で問題はなく、本日中に完了予定です。」
くらいでも十分です。
まだ途中で、完了まで時間がかかるとき
仕事が途中だからといって、「まだ終わってません」だけで終わらせる必要はありません。
「○○は現在、資料の作成まで完了しており、これから内容確認に入る予定です。現時点では予定どおり進んでいます。」
このように、途中でも現在地を具体的に伝えることが大切です。
進捗が遅れているときは早めに伝える
一番言いにくいのが、「予定より遅れている」という報告です。
できれば、完成直前まで黙っておくのは避けたいところです。
遅れが分かった段階で、状況を共有します。
「○○について進捗をご報告します。現在、予定より少し遅れており、当初は本日中の完了予定でしたが、現時点では明日の午前中になる見込みです。遅れの原因は△△です。」
さらに対応策まで考えられているなら、
「○○について、当初の予定より遅れています。△△の確認に時間がかかっているためで、現時点では明日の午前中の完了を見込んでいます。まず□□を優先して進めます。」
と伝えます。
「遅れています」で終わらず、原因と今後の見込みまで伝えるのがポイントです。
問題が発生しているときの進捗報告
作業中に問題が見つかった場合
問題が起きた場合は、隠さず状況を共有します。
「○○の作業中に△△の問題が見つかりました。現在原因を確認しています。現時点では本日中の完了に影響する可能性があるため、状況が分かり次第、改めてご報告します。」
まだ原因が分からないなら、無理に原因を断定する必要はありません。
「分かっていること」と「まだ分からないこと」を分けるだけでも、報告として十分です。
自分だけでは判断できない場合
進め方について判断が必要なら、相談もセットにします。
「○○の作業中に△△の問題が発生しています。現時点では□□の方法で対応できそうですが、この方法で進めてよいかご確認いただけますでしょうか。」
「問題があります」だけで終わらず、自分なりの対応案まで伝えられるなら、より話が早くなります。
上司に「進捗どう?」と聞かれたときの返し方
突然「進捗どう?」と聞かれると、頭の中で一瞬、非公式ヘルプデスクが開設されます。
そんなときも、基本は同じです。
「○○は現在8割ほど完了しています。残りは最終確認で、今日の15時頃には終わる予定です。」
遅れているなら、
「現在6割ほどまで進んでいますが、△△の確認に時間がかかっており、予定より少し遅れています。現時点では明日の午前中の完了を見込んでいます。」
と、事実をそのまま伝えましょう。
チャットで進捗報告するときの例文
社内チャットでは、短く整理して伝えると読みやすくなります。
「お疲れさまです。○○の進捗をご報告します。
・資料作成:完了
・内容確認:8割完了
・残り:最終チェック
・完了予定:本日15時頃
現時点では予定どおり進んでいます。よろしくお願いいたします。」
問題がある場合は、
「○○の進捗について共有です。現在6割程度まで進んでいますが、△△の確認に時間がかかっており、予定より遅れています。現時点では明日午前中の完了を見込んでいます。」
くらいで十分です。
進捗報告で避けたい言い方
| 避けたい言い方 | 言い換え |
|---|---|
| 順調です | ○○まで完了しており、本日中に完了予定です |
| まだやってます | 現在○○まで完了しており、残りは△△です |
| たぶん終わります | 現時点では○時頃の完了を予定しています |
| ちょっと遅れてます | 予定より○時間ほど遅れており、○日までの完了を見込んでいます |
| 問題ないと思います | 現時点では大きな問題はなく、予定どおり進んでいます |
「順調です」だけでは、何をもって順調なのかが分かりません。
一言でもいいので、現在地や完了予定を入れると報告として機能します。
進捗報告は細かければいいわけではない
逆に、報告が長すぎるのも問題です。
上司が知りたいのは、基本的に、
- 予定どおりか
- どこまで進んでいるか
- 問題があるか
- いつ終わりそうか
です。
そのため、何時間にどの作業をして、何分休憩して……と、作業日誌のように細かく説明する必要はありません。
「相手が次の判断をするために必要な情報」を優先しましょう。
進捗報告のタイミングに迷ったら
「どのくらいの頻度で報告すればいいの?」と迷う場合は、まず職場や上司のルールを優先します。
特に決まりがない場合は、次のようなタイミングが考えられます。
| タイミング | 報告する内容 |
|---|---|
| 作業開始後 | 予定や進め方 |
| 区切りがついたとき | どこまで完了したか |
| 問題が発生したとき | 問題・影響・対応状況 |
| 予定から遅れそうなとき | 遅れ・原因・完了見込み |
| 完了したとき | 完了報告 |
特に、問題や遅れが発生した場合は、次の定例報告まで待つ必要があるとは限りません。
早めに共有したほうが、その後の調整もしやすくなります。
「報告することがない」と思ったときも簡潔でOK
特に変化がなくても、定期的な報告を求められているなら、短く共有すれば大丈夫です。
「○○は現在、予定どおり進んでいます。現時点で問題はありません。引き続き作業を進めます。」
これだけでも、状況共有としては意味があります。
「報告することがないから黙っておこう」とすると、相手から「今どうなってる?」と確認されることがあります。
その確認作業を一回減らすためにも、短い進捗報告は有効です。
まとめ
仕事の進捗を上司に報告するときは、難しく考えすぎる必要はありません。
基本は、
- 現在どこまで進んでいるか
- 何が残っているか
- いつ頃終わる予定か
- 問題があるか
を簡潔に伝えればOKです。
基本の形は、
「○○は現在△△まで完了しています。残りは□□で、本日中に完了する予定です。現時点では予定どおり進んでいます。」
これで十分です。
そして、遅れや問題がある場合は、完成するまで黙っているのではなく、分かった時点で共有する。
進捗報告は「ちゃんと仕事しています!」という自己申告大会ではありません。
「今ここまで進んでいて、このあとこうなります」と状況を共有するためのものです。
そう考えると、少しだけ報告のハードルが下がります。
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