妊娠中、今まで気にならなかった音が突然、耐えられないほどのストレスになることがあります。
これは単なる「気のせい」ではなく、ホルモン変化や体調の影響で聴覚が敏感になることが関係しているのです。
私自身、妊娠中の音ストレスは尋常ではありませんでした。
とくに 夫の鼻すすりや喘息特有の咳払い が耐えられず、家の中でも常にイライラしていました。
さらには、分娩室でさえ音のストレスを感じるほど…。
この記事では、私の体験談を交えながら 「妊娠中の音ストレス」 について解説し、どう対策すればいいのかを考えていきます。
妊娠中に「音が耐えられなくなる」原因とは?
ホルモン変化と聴覚の敏感さ
妊娠すると エストロゲンやプロゲステロン などのホルモンが急激に増え、体の感覚が変化します。
その影響で 聴覚が過敏 になり、普段なら気にならない音が強烈に不快に感じることがあります。
例えば、普段は気にしなかった時計の秒針の音や、人の咀嚼音が突然耐えられなくなることも。
つわり・ストレスと音の関係
私は 受精直後から出産直前までつわりが続く という超絶ハードモードの妊婦でした。
特に ニオイと音 に対して敏感になり、家の中の些細な音でも吐き気を催すほどでした。
とくに 夫の鼻すすりや喘息持ち特有の咳払い は、私にとって最大の敵でした。
耳障りな音が続くことでストレスが溜まり、余計に体調が悪くなるという悪循環に…。
家庭の音ストレスが増幅する理由
妊娠中は 家にいる時間が長くなる ため、家庭内の音がより気になるようになります。
- 夫の 鼻すすり・咳払い
- 家電の 電子音や換気扇の音
- 外の 車や工事の騒音
- 子どもの 遊ぶ声や泣き声
これらが積み重なり、ストレスが爆発することもしばしばありました。
【体験談】妊娠中の音ストレス地獄
夫の鼻すすり&喘息特有の咳払いがNGすぎた
私は元々、鼻をすする音が大嫌いでした。
しかし、結婚前は週末しか会えず、夫が鼻炎持ち&喘息持ちであることに気づいていませんでした。
しかし、妊娠してから 毎日一緒に過ごすようになると、夫の鼻すすりが無理すぎる!!
- 「ズズズッ…ズズズッ…」と頻繁に鼻をすすられる
- 喘息特有の 「ゴホッ、ゴホッ」 という咳払いが止まらない
- 夜中に突然 「ガハッ、ゴホッ!」 と咳き込まれる
寝不足になるし、イライラが止まらない。
何度「鼻をすすらないで!」と頼んでも、「仕方がないだろ!」と逆ギレされる始末。
家の中のあらゆる音が敵になった話
夫だけでなく、家の中の すべての音 が敵になりました。
- 母の豪快なくしゃみ → 何度も何度も「ハァックション!!!」
- 家電の電子音 → 洗濯機や電子レンジの「ピーピー音」が不快
- 外の音 → 近所の車のエンジン音が気になる
音のストレスで、常にイライラがMAX状態に…!
分娩室でさえ耐えられなかった…!
分娩室に入ると、いよいよお産が始まる…!と思ったのに、そこでも音ストレスが発生。
- 助産師さんの無駄話が気になってイライラ
- 病院の機械音が不快で気が散る
- 分娩室の独特のニオイで気持ち悪くなる
「もう静かにしてくれ!!!」と何度も叫びたくなりました。
出産後も音に対する敏感さはしばらく続きました。
妊娠中の音ストレスを軽減する方法
イヤホン・耳栓は本当に効果がある?
結論: ある程度は効果があるが、完全には防げない
ノイズキャンセリングイヤホンや耳栓を試しましたが、完全に音を遮断することは難しかったです。
しかし、多少の軽減にはなりました。
「音を出さない努力」を家族に理解してもらうには?
音ストレスを軽減するには、家族の協力 が不可欠です。
- 「妊娠中は聴覚が敏感になる」 ことを説明する
- 「鼻をすすらないで」「くしゃみは手で押さえて」とお願いする
- 「どうしてもダメなら別室に避難する」と伝える
ストレスを発散する工夫(SNSで共感を得る)
私の場合、X(旧Twitter)で 「鼻すすりが無理すぎる!」 と叫んでいる人を見て、「私だけじゃないんだ!」と共感して救われました。
音ストレスを抱えている人は意外と多いので、SNSで吐き出すのも一つの手です。
まとめ:妊娠中の音ストレスとどう付き合う?
- 妊娠中は ホルモンの影響で音に敏感になる
- 夫の 鼻すすり&喘息咳払い が最大のストレスだった
- 家の中の音すべてが敵になった
- イヤホンや耳栓、家族の理解が必要
- SNSで共感を得るのもアリ!
妊娠中の音ストレスは想像以上に辛いものですが、自分なりの対策を見つけて少しでも快適に過ごせるようにしましょう!