食い尽くし系の人たちに、毎日毎日酷い目に遭わされている方は、今すぐに食い尽くし系を撃退する効果的な対処方法を知りたいものです。
しかし、残念ながら、食い尽くし系にもいくつかタイプがあるため、全ての食い尽くし系に有効な撃退方法はありません。
この記事では、食い尽くし系から食べ物を取られている私が、撃退対策として使っていた方法をいくつかご紹介します。
中にはあまり効果がなかった方法もありますので、そちらも併せてご紹介していきます。
食い尽くし系の撃退で効果がなかったこと
食い尽くし系は、食い尽くし系で一纏めにできると思われがちですが、それぞれの食い尽くし系で少しタイプが違うことがありました。
被害に遭いたくなくて、試行錯誤しましたが、あまり効果のなかった対策もあります。
ここではまずは効果の無かった食い尽くし系対策をいくつかご紹介していきますので、タイプと併せて参考にしてもらいたいです。
皿を分けた
私の職場にいる食い尽くし系は、皿を分けたら皿まで食べ物を取りに来るタイプでした。
大皿だと半分以上黙って食べるので、先に分けておいたのですが、あまり関係なかったようです。
ナチュラルに1つ欲しいことを訴えられて、持っていかれたので、皿を分ける作戦は失敗でした。
中には大皿だとすべて食べてしまうということで、小皿に家族分や友人の数だけ取り分けるという方法が上手く行っている人たちもいるようです。
しかし私に関してはほとんど効果の薄かった対処方法の1つでした。
食べられたくないものは隠した
大事にしていたお菓子や、愛犬に買ったオーガニックのおやつなど、大事にしたい食べ物は棚の後ろに隠したのですが、見つかりました。
食べ物がないと棚や引き出し、冷蔵庫をあさりだすのが食い尽くし系。
なければ諦めるだろうと考えましたが、食べ物に関しての勘が鋭いのか、あっさり見つかりました。
最近の犬のおやつは、人間が食べる食材を使用したヒューマングレードというおやつがあり、それも狙われました。
犬のおやつだ！と伝えると怒っていましたが、意味が分かりません。
他者を交えて外食する
２人きりになったり、家族だけだと、どんどん取るのが食い尽くし系です。
家族の食べものは「ちょっとちょうだい」で半分以上食べてしまいます。
他人がいたら、少し遠慮するだろうということで、他の家族や私の友人と食事をしました。
結局行動は変わらず…私の食べものは断りもなく、いつもみたいに食べまくっていました。
人目を少しは気にする、また恥ずかしいという気持ちがあるタイプの食い尽くし系なら、少しだけ勢いを抑え込むことは出来そうですが、私には失敗作戦でした。
あんまり美味しくないよと言う
あまりにも毎日毎日食べ物を食べられていた時には、食べる前に「あまり美味しくない」と言っていたり、「上手に作れなかった」と言ってみたりしていました。
美味しくないなら食べないかと思いましたが、「そんなことないよ〜」と言われ食べられました。
時には「どれどれ」と言われて取られてしまったり、「本当だ味がない」と言われたこともあり、殴ってやろうかと思うことも。
とにかく指を弁当箱に突っ込まれるのが嫌で嫌で、考えたやり方でしたが、やんわり拒否されていることは全く伝わりませんでした。
本当に食べ物のことしか見ていないのだと感じた、失敗の対処方法でした。
人に相談する
これはそんな事ある？と取り合ってもらえなかったり、冗談の笑い話かネタか何かと勘違いされました。
必死に被害を訴えるほどに、私が食い意地がはっているとか、意地汚い人間にすり替えられていきます。
「少しくらいあげたらいい」や「美味しいから欲しいんだよ」と的はずれな意見ばかりで、最後には料理が上手い自慢かと勘違いされたり散々でした。
人には相談はできません。
食い尽くし系はされた人にしか分かりません。
こんなに気持ち悪くて不快なのに相手には伝わらないのです。
食い尽くし系の撃退で効果があったこと
効果の薄かった悲しい経験をもとに、たくさんの作戦を考えました。
ここではいくらか効果のあったやり方を紹介していきます。
前項でもお伝えしたように、食い尽くし系にはタイプがあります。それぞれに適切な対処方法、効かない対処方法もあるのは確かです。
これ以上辛い思いをしないためにも、どんな食い尽くし系か見極めて参考にしてみてくださいね。
まとめて渡さない
食い尽くし系の特徴は、全部自分のものだと考えてしまうところです。
配られるお菓子などを、まとめて分かる場所に置いておかない事や、まとめて渡さない事で、被害をある程度は防ぐことができます。
職場などだと「◯◯さんみんなに分けて」と、お菓子を渡した人が、食い尽くし系だった場合には大変なことになります。
私も経験しましたが、食べたいものだけ抜き取って分けたり、余った時には全部持っていかれました。
「1人◯個」という貼り紙をする事が、食い尽くし系に効果があるのかは分かりませんが、このようなアピールも必要でしょう。
とにかく6人居て、お菓子が８個あった場合、一般的には1人1個で、残りは家族が多い人に渡したりしますが、食い尽くし系は6個の中の食べたいお菓子は全部取り残りは分ける（足りない時は仕方ない）か、他の人は1個ずつ自分は3つ貰うと考えます。
とにかく思考が恐ろしいです。
一緒に食べない、別にする
家庭でも、職場でも、食べ物があるところには食い尽くし系が存在します。
食べ物が介在する場所を共にしないことは、ストレスを減らすためには良い策といえます。
食べる時間や場所を変えることをまずやってみてください。
小分けにしたり、小皿にしても同じ空間に居れば意味がないことも多々ありました。
しかし、執着の強い食い尽くしは、探して追いかけてくることもあるので、そのような場合にはストレスが凄いので、さっさと別の作戦に切り替えましょう。
大人だから分かるだろうと思わない
食い尽くし系は、考えなくても分かるだろうということを平気で覆してきます。
２つあるから1人1つとは考えません。２つあるのは２つとも自分のものだと考えます。
食べる前に、しっかり1人◯個で他の人も後から食べることを伝えておきましょう。
それでも食べるようならその人が悪いのです。
大きく名前を書いておく
ここまでしなければならないのかと辟易してしまいますが、食い尽くし系はここまでしてもまだ足りない時があります。
見えてないのか、見ていないのか、食べ物があったから食べたと平気で言います。
それぞれの食べ物は、大きく名前を書いておくか、冷蔵庫に入れる必要がないものであれば、自室やロッカーなど食い尽くし系が取れない場所に置いておくのが安心です。
名前があれば舌打ちをして去っていく食い尽くし系を見たことがあります。
意地汚いと文句は言われましたが、私のお金で買ったものを私が食べて何が意地汚いのか詳しく教えて欲しかったです。ある程度の効果はある対処方法でした。
しばらくは嫌じゃない人に先にあげてしまう
これはストレスがマックスで、今にもブチ切れそうだった時に使っていた対処方法です。
ほっとけば1個取られてしまうのは当たり前の事だったので、先に食い尽くし系じゃない人にあげていました。
意味が分からないかもしれませんが、物欲しそうな顔で弁当箱を覗き込まれたり、いつ声をかけようかタイミングを見計らう食い尽くし系の姿に気持ち悪くて具合が悪くなりそうだったので、食い尽くし系ではない同僚に、先にあげて物理的に食べられないようにしていました。
おかしな話ですが、食い尽くし系に食べられるより100倍マシでした。
今でも当時の嬉しかったことを覚えています。
究極の対処方法といえばそうですが、もうないものは食べられないので効果はありました。
まとめ
この記事では、食い尽くし系に対する対処方法を中心にお伝えしました。
食い尽くし系には、逆ギレするタイプ、しないタイプ、悪気の全くないタイプ、自分が多く貰えて当然、他人の食べ物をとることが汚いことだという概念がないタイプなど色々います。
私が調べた中でも、みな違う特徴がありました。
対処方法には、効果がなかったもの、あったものと分けてありますが、タイプによっては私が使えなかった対処方法が使えたり、逆もあると思います。
今既に、辛い思いをされている事と思いますので、タイプを見極めて使えそうなものから試してみてください。
今の暮らしに少しでも平和が訪れることを願っています。
